「【”喰種の餓えの苦しみは、人とは比べ物にならない。”グロテスクな描写多かれども、喰種の孤独や哀しみを感じた作品。CCGが喰種の母娘を追い詰めるシーン等も迫力満点である。】」東京喰種 トーキョーグール NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”喰種の餓えの苦しみは、人とは比べ物にならない。”グロテスクな描写多かれども、喰種の孤独や哀しみを感じた作品。CCGが喰種の母娘を追い詰めるシーン等も迫力満点である。】
ー 「東京喰種 トーキョーグール」という漫画がある事は、息子が愛読していたので知っていた。だが、観賞は見送った。しかし手元には第一作、第二作のフライヤーがあった・・。-
■人を喰らう怪人・喰種(グール)が潜む東京。
平凡な読書好きの大学生・カネキ(窪田正孝)は、仲良しになりかけたリゼ(蒼井優)が喰種であった事により、一名を取り留めるが、喰種の臓器を移植され、半喰種となってしまう。
苦悩するカネキだったが、喰種が集まる喫茶店「あんていく」で働き始め、喰種にも守るべき家族や友人がいることを知る。
◆感想
・冒頭の、蒼井優さん演じるリゼがカネキを襲うシーンで、随分前に視聴を止めていた。チキンであることと、蒼井さんが余りに怖かったからである。
ー ”首に歯形を残すくらいなら良いけれど、食べるのは止めて!”ホントスイマセン。ー
・その後、ホラー映画に慣れてきた事もあり鑑賞再会。そうしたら、今作はホラーではなくて、人を喰らう怪人・喰種にも子を守る気持ち、孤独、哀しみなどが描かれていて、没入する。
ー この辺りは原作を知らなかった事が、幸いしたのだろう。人間が飲食するモノは珈琲しか飲めず、後は食べれない。食べれるのは人間の肉のみ・・。考えれば、哀しき生き物である。-
・喰種が集まる喫茶店「あんていく」で働くキツイ性格のトーカ(清水富美加)や店長に癒されつつ、事情を把握していくカネキ。
■少し分からなかったのは喰種を排除するCCGの人達(大泉洋、鈴木信之)である。大泉洋が扮した真戸は、喰種を化け物として扱い(というか、この人が化け物)、鈴木信之扮する人物アモンは苦悩している。ここら辺は漫画にキチンと描かれているんだろうな。
<ヒナミ(桜田ひより)の母(相田翔子)を真戸が、虐殺するシーン等は、一体どちらが正なのか!と思ってしまった作品。共存共栄の道はないのかな。
半分人間、半分喰種になってしまったカネキを演じた窪田正孝さんの哀しき定めを負った表情は印象的だった作品でもある。>
映画だけではCCGのお二人の喰種へのこだわりが分かりにくいんですね
私はマンガから入ったので
でも、ちょっと忘れてしまってるのでまたマンガ読んで映画1、2と観たいと思わせたレビューでした!