「もっと一緒にいたかった、、、。」マイ・ベスト・フレンド ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
もっと一緒にいたかった、、、。
原題の「MISS YOU ALREADY」を訳すとこの様な内容らしいです。
邦題の「マイ・ベスト・フレンド」は今までの色々な作品とタイトルがかぶっててそれだけで観る前から色々なイメージがよぎりますね。
「マイフレンド・フォーエバー」とかベッドミドラーの「フォーエバー・フレンズ」とか、どれも素晴らしい作品なんですけどね。
今作も同じく親友モノでありきたりなガンを扱った作品。
しかし、ガンと向き合った作品でもありました。
まずミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア)の2人が主役なんですが、性格が正反対でイケイケで派手な感じのミリーと常識がありおとなしめなジェス。
しかしながら幼少期の頃から細かくは描かれていませんが、非常に仲よしで息のあった2人。同時にファックをしているシーンなんかは本当に仲良いなwとニタニタしていました。
小さい頃から死ぬまで一緒と言うのは簡単な事では無く、人生の中で何度も近づいたり、離れたりしながら繋がっているっていうのは本当にある意味うらやましい限りです。
細かい内容は伏せますが、お互いが本当に相手を想いやり(特にジェスが)ガーゼを貼ってあげるシーンの優しい笑顔は本当に想っていないと到底できる顔ではないでしょう。
タクシーで丘に向かうシーンも良かったなー、歌はちょっと知らない歌だけど若い頃の勢いというか、ガンになってしまっている勢いというか。タクシーのおっちゃんも良しw
ラストも出産のシーンからゆっくりじっくりとお別れで、悲しみを引きずらない感じが良かった。
死ぬときに大切な人が近くにいるっていうのはこれほど幸福な事はないんだな、って感じた。
それで邦題ですよ、やっぱり「ベスト・マイ・フレンド」より「MISS YOU ALREADY(もっと一緒にいたかった)」でしょうw
もっと英語力があれば、エンドロールでオンオン泣いていたのにwww
そして、別に平原綾香が悪い訳じゃないけど途中から日本語で歌が挿入されて余韻がぶち壊し。
本当に最近は邦題とか日本語吹き替えもだけど、日本に寄せてこなくていいの!
バカじゃないの?