「人生の目的とは」クワイ河に虹をかけた男 ゆうらさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の目的とは
陸軍通訳として泰緬鉄道建設に関わり、駆り出された連合国軍兵士の元捕虜、現地労務者を訪ねて贖罪し、タイの子供たちの支援に一生を捧げた永瀬隆氏の生涯を追ったこの映画は、歴史問題というより、天から与えられた自分の使命とは何かを考えさせられた。また、ともに使命を果たすための同志愛のような夫婦の結びつきも素晴らしいと思った。映画のタイトルにもなった「虹の橋を架ける」という生前の氏の言葉を映画館の片隅で噛み締めた。
コメントする