古都のレビュー・感想・評価
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なんとも…
原作はどういう内容だったのだろうか?
現代風にアレンジされているのだが、古いしきたりがある京都については、違和感がなかったかも…。
ただ…。
どこに焦点があるのかが、よくわからなかった。
良くも悪くも、人は人生を生きるしかないし、選択を後悔しないように生きていけることが、最良だとすればいうことを、改めて感じたが…。
しっくり落ち着いた大人が楽しめる
刺激さえあればよいという映画が多い中で、本当に味わえる大人が楽しめる映画だと思います。とにかく、全てのシーンが美しい!紅葉狩りに混雑した観光地を行くより、この映画を見たら、満足できます
Yuki Saito監督の生き様が見える
先日、Yuki Saito監督の「古都」見てきた。自分にとってふるさととはどのような意味を持つのか?自分が立つべき場所はどこなのか?日本の「古都」京都と、欧州の「古都」パリを背景に、二人の母親の生き様と、二人の娘の自分の立つべき場所を模索する姿が美しい映像で繰り広げられていた。川端康成の原作のモチーフを見事に現代の日本に蘇らせていたと感じた。
純日本映画で
松雪泰子さんの一人二役とその若い頃の蒼姉妹。お見事でした。
京都とパリの2間中継。そして巡り会う世代を超えた縦横の糸。
京都の日本文化と伝統、さらに柵と自由意思の葛藤。
見所満載、是非映画館で。
古都=京都=パリ
なぜ今さら川端康成の『古都』かと思ったのですが、双子の姉妹のその後を描くことで、名作が見事に現代に蘇りました。
パリという都市が京都と共通点が多いという着眼点で舞台に選ばれたのかもしれませんが大変効果的で双子の姉妹というテーマにも沿った設定です。
若い監督ながら大胆に伝統文化を取り入れ、斬新な映像手法の数々も見事でした。挑戦的な映画でもあります。親子関係、若さゆえの悩みなど普遍性もあって良いテーマでした。
他府県の方々にはわからない私のような大阪人が思うところの京都人が心酔する美しい京都
初日出演者舞台挨拶に参加。
『逢うべき糸に出逢えることが人は仕合せと呼びます。』
名曲“糸”にあまりにもなぞらえられた巨匠『川端康成』の『古都』。
他府県の方々にはわからない私のような大阪人が思うところの京都人が心酔する美しい京都が外国人向けにも発信可能な映画。母娘の心に響くストーリーです。
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