キセキ あの日のソビトのレビュー・感想・評価
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学生と社会人では観た時の感じ方が変わるかも
当たり前かもしれませんが、そう思いました。 鑑賞後とても前向きな気持ちになれる素敵な青春映画だと思いました。 が、それとともに才能というものの現実を残酷に突き付けてくるので音楽の道のみならずとも自分の夢を追い、それについての自分の才能という現実に直面し様々な経験や思いを感じたことがある人は辛い気持ちになるのではないでしょうか。 私は松坂桃李演じる兄に無意識に自分を重ねてしまい涙が出てしまいました。 これが学生時代のまだキラキラと夢を追うだけだった時に観ていたら全く違っただろうなあと。 本当に?と思う位にトントン拍子でデビューしていて、これが本当なのだったらとても恵まれていますね。 ただの青春映画だけではない側面もあるので他の人にも勧めたくなる位良かったです!
美しすぎる
こんなにベタで、出来た話があるのだろうか。どこまで本当なんだか‥父が進路の報告をされた時の「歯医者か!」が「敗者か!」にかけていたのか?最後の父の「グリーンで知ってるか」の言葉、知っててわざと言ったのか、そこはすこし気になった。最後の病気の女の子の活躍がわかる演出は粋だった。
キセキ(軌跡、奇跡)とショック
本作にはどうしても一つ言いたい事があるのだが、まずは感想から。 歯科医として働きながら今も顔を伏せて活躍する音楽グループ“GReeeeN”の結成秘話と、名曲「キセキ」はどう誕生したか。 「キセキ」は素直に名曲だと思っているものの、特別GReeeeNのファンって訳でもないので、公開時はあまり興味無かったが、思ってたより良かった。 夢を追う若者たちの姿をストレートに描いた音楽青春ドラマの好編。 こういう音楽グループの映画の場合大抵はメンバーの出会いから始まって、人気が出始め、挫折、対立・確執、再び夢を諦めず…ってのがお決まりだが、本作は誕生の“背景”が主軸。 GReeeeNのプロデューサーのジンとメンバーのヒデ。実の兄弟。 兄ジンのドラマがいい味を出していたと思う。 厳格な父の反対を押し切り、音楽一本で食っていこうとするジン。メジャー・デビューの話が舞い込むが、プロデューサーから自分の音楽は必要とされず、自分を押し殺してプロデューサーからの要求に妥協、それでメンバーと衝突、壁にぶち当たる。そんな時、音楽の才能を開花させた弟の曲を聞いて…。 この時の兄ジンに胸が痛くなるものを感じた。自分は音楽一本でやってるのに、歯科医と両立させてる弟の曲の方が気に入られて。 しかし、彼には嫉妬のようなものは無かった。 忘れていたのだ。純粋に音楽をやる楽しさを。 自分は父に認めて貰おうとそればかりに執着し、意地になっていた。 弟の曲は音楽の楽しさと素晴らしさを満ち秘めている。こいつらの心を広く届けたい…。 音楽をやるのに歌うだけが能じゃないのだ。歌詞を作る人、曲を作る人、そして全てをまとめプロデュースする人…どんな形でもいいのだ。 歯科医と音楽を両立させる弟ヒデ。どちらがメインで、どちらが趣味ではない。どちらも本気なのだ。 歯を通じて患者の人生に寄り添う事の出来る、素晴らしい歯科医の仕事。 溢れる音楽への熱意。ただただ、歌いたい。 勿論、両立は困難。音楽に集中すると歯科の勉強が躓き、歯科医に身を置こうとしても歌いたい自分が居る。 音楽を諦めない兄と、両立を諦めない弟。兄弟の夢が一つになった時、あの名曲が…。 松坂桃李、菅田将暉、好演もさることながら、二人の歌の上手さ! 兄弟の厳格な父、小林薫がさすがの存在感。 にしても、この父が厳しすぎないか…? 医者である父。医者こそが最も素晴らしい仕事であり、音楽など下らんお遊び。 最後は遠回りで兄弟の音楽を認めるのだが…、妻も子供たちも話す時は敬語、正座。起こると日本刀を持ち出して…! ほ、本当にこんな怖い父親だったの…? 一応家族のドラマも描かれるんだけど、う~ん…。 父が担当している心臓に重い病を抱える女の子がGReeeeNの曲を聞いて励まされるのが、父が音楽を認めたきっかけ。出来ればここは、その女の子が兄ジンの音楽グループの曲を聞いて…の方が良かった気もするが、まあ結果的には同じか。 それからCD屋店員の忽那汐里、勿論可愛らしいが、特に必要不可欠って役回りでもなく、ただのお飾り…。 総じて、悪くない作品だった。 さて、どうしても言いたい事とは… 今はもう転勤したらしいが、GReeeeNのメンバーが歯科医として我が福島の大学病院に勤めていたのは有名な話。 メンバーそれぞれ出身地は福島ではないようだが、福島の大学に入って、出会って、音楽を始め、歯科医も十何年と長く勤め、誕生の地と言っても過言ではない。 ちなみにGReeeeNが勤めていた大学病院は私が住んでる市にあり、その病院に通った事もあり、ひょっとしたら擦れ違った事も!…なんてね(笑) なのに、福島とは切っても切り離せないのに、福島の描写が全く無いのは何故!? 撮影も福島で行われていない。 劇中の大学病院も明らかに関東の…。 公開時は地元のローカルニュースでも結構取り上げられていたのに…。 ○○市の駅前広場にはGReeeeNをモチーフにしたオブジェがあるくらいなのに、せめて…。 ちょっとショックだった。
とーりクンさいこー
■好きなところ とーりクンに癒やされる。 カメラワークと話の進み方。なんかお手本のような映画。 教訓じみてない。説教くさくない。 ■嫌いなところ 最後の小林薫の一言は笑っていいんだよね?? おとーさんが息子のバンドだって気づいたシーンは なかったとおもうんだけれど、、、
本物のGReeeeNはもっとポジティブでお喋り!
素晴らしい映画でした。ここから、少しネタバレなので気をつけてください。ただ「気をつけろ」と言っても難しいと思うので、ネタバレになってしまわないように映画の内容ではなく、史実のほうに触れます。 実際のGReeeeNのメンバーはもっと明るくて、楽しい若手お笑い4人組グループという感じです。特にHIDEさんは、芯が通っていて熱い気持ちを持って周りを引っ張ってくれる人です。 劇中の話では分かりにくいですが、普段から作詞作曲をして歌っているのは、JINさんやHIDEさん1人だけではなくて「メンバー4人全員」です。 主役のHIDEさん本物については、実家暮らしではなく、高知県の中学校に進学して 中学生でさっそく家を離れています。 音楽に関しても、中学からバンド組んでいるようなガチ勢で、この辺りも設定と異なります。 設定と異なっていると言えば、GReeeeNは、デビュー前から東京まで行ってよくライブをやっていたような人気グループでプロのライブイベントにも参加するほどの実力者でした。 メジャーデビューも、当時の所属事務所が大手の「UNIVERSAL MUSIC」などに売り込み、争奪戦を起こして実力でデビューを勝ち取っています。 勝ち取ったと言っても、彼らはメジャーを目指していなく、勝手に売り込まれて来たデビュー話なので、それから映画と同じような流れだそうです。 最後にデビュー曲の「道」、この曲はHIDEさんが音楽活動を続けるか悩むメンバーを察して、「自分の選ぶ道を進んでくれーい」と熱い気持ちから作詞されたものです。「キセキ」も彼らは試験と両立する中で、寝る時間も惜しんで制作された曲ですし、映画では紹介しきれない強い気持ちが込められています。 これらを含めて観ると、再び観る人もこれからの人も楽しみ方が広まり、一層楽しくなると思います。ぜひ楽しんでください!
愛を感じたくなったら見る映画
覆面ミュージシャンでいられるのが何故か分かりました。メンバーの純粋な生き方と色々な人の愛に支えられてるのだと分かりました。 原作読みましたが、この尺に上手に納められてます。二部構成でも良かったかな。
かっこいい!!
夢、希望、挫折、親子関係。いろんなこと考えさせられました。不覚にも泣いてしまった映画。キャスト陣が最高にかっこいい。キラキラしてました。劇場デビューの杉野くんの初々しさもたまりませんでした!
俳優さんがとても豪華で今、活躍している方が多く出演されていました。...
俳優さんがとても豪華で今、活躍している方が多く出演されていました。 GReeeeNのデビューするまでの物語をメインに作られていてこれまではあまり聴いてこなかったけれどとても興味をもちました。 音楽の流れるタイミングがばっちりで俳優さん達が歌っている曲も魅力的でした。 映画の前にテレビでGReeeeNのメンバーの方がインタビューを受けているのを見て勉強との両立とか色々あった学生の頃の大変なことをもっと描いてほしかったな、とも思いました。
予想外に良作!
単に菅田将暉と松坂桃李目的で鑑賞。 話が面白くてもつまらなくても良かった。 結果的にとても良いストーリーでした! GReeeeNのファンじゃないけど彼らの楽曲をもっと聴いてみたいというきっかけをくれました。 出演者の皆さん歌が上手い! グリーンボーイズにハマりました。 菅田将暉の古着ファッションも素敵。
音楽ドラマとしても楽しい。
全員、歯医者さんでグリーンの命名の意味も分かりました。前から興味ありましたが、遅れて上映する映画館で見ることが出来ました。松坂君はヘビメタ?のグループのせいか初め誰か分かりませんでした。メジャーデビューを前にして会社と合わなくてあきらめますが、歯科医師を目指す菅田君の大学の音楽活動を手伝う事により自分の生き方を決めるし、菅田君たちのグループは本当に楽しんで歌っていて、さすが売れるべくして売れ、グリーンばかりでなく、菅田君のグループの歌も楽しい。歌も命を救うと父親も納得した。
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