「忍者の真の姿」忍びの国 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
忍者の真の姿
クリックして本文を読む
DVDで鑑賞。
原作は未読。
主人公の無門は伊賀最強の凄腕忍者である。なのに完全に奥さんの尻に敷かれているところが面白い。まぁ、あれだけ美人だとしょうがない気もする。普段は飄飄としていても戦いになると縦横無尽の活躍で敵を圧倒。そのギャップが良かった。
小が大に立ち向かう様は痛快無比。あらゆる知略と戦法を駆使し、無謀とも言える戦に臨むが、そこは一筋縄でいかない忍びたち、欲の塊故に危機を迎えるところにハラハラした。
団結の理由が彼ららしさ全開で、ゲスいヤツらだなと思いながらも微笑ましく、愛おしさを感じる。ここまで正直に欲を出されると、かわいく思えて来てしまうのなんでだろう。
忍者の真の姿とはなんとも人でなしで情が無い。身内だろうがなんだろうが、欲望のためなら平気で騙し利用する。忍者の性質は連綿と受け継がれると云う大膳の言葉にゾッとした。
[以降の鑑賞記録]
2024/09/08:Netflix
※修正(2024/09/08)
コメントする