劇場公開日 2017年7月1日

「良かった」忍びの国 ニャン吉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0良かった

2017年7月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

単純

原作者が脚本を手掛けているためか
筋書きに違和感はなし。
主演がアイドルのためR指定にできない事情もあり残忍なシーンも血飛沫なしで苦手な人も観やすい。
アイドル主演を逆手に取って音響、構成をポップに振り切ったのは制作側の作戦なのか
その点で評価が下がるのは残念かもしれないと感じたが忍者側をポップにした効果で武家側の演技や構成が際立ったのは成功していると思う。
織田の小倅が予想以上に童顔で不安を感じたが慟哭する演技が思いの外良くその効果で元々良かった伊勢谷の演技が更に際立っていたと思います。
残念なのは忍者側をあそこまで振り切るなら
もっと残忍なシーンを入れた方がより忍者側のろくでなし感が立ってラストが締まったのではないか。と。
認知度の高いアイドルを主演に据えたからにはこの際幅広い年齢層に観やすい作品にしよう。という制作側の意図が十分に伝わり非常に観やすく解りやすい作品に仕上がっています。
楽しめました。
、、、が主題歌が作品の全てをぶち壊しています。
演者が皆良かっただけに この一点が本当に残念でした。

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ニャン吉