劇場公開日 2017年7月1日

「新しい時代劇」忍びの国 kさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0新しい時代劇

kさん
2017年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

何度も観てます。登場人物全部嫌いになれない。銭につられて忍者たちが参集するところかっこいいと思っちゃう不思議。(少数派?)無門槍よけてカメラ目線でとびっきりの笑顔最高。え、どう動くかわからんてこういう感じだっけ?原作者寛容だ。忍術はチープだし、時代劇はこうあるべきだと決めちゃってる人はイライラするかな。遊び心ないとこの映画の趣は理解できないかもね。でも必殺シリーズもそれ以前の時代劇からは考えられない程現代的だったし、昔の時代劇映画ミュージカル調を挿入したものいっぱいあったよ。(時代劇子供の頃から大好きでした。)でも殺陣はうまくないとどんなにいいドラマでも私は許せない。今回最高!その形の斬新さ。今後あらゆる後続の映画に影響を及ぼす出來といえる。そしてどの役者さんも表情がよかったー。大野くんぶきみでいいね。武家のチームワーク感動。忍者チーム最低で切ない。お国もっと出してほしかった。無門のどこが良くてついてきたの?その表現が不足でした。それが私にとってマイナスポイント。ゆるいところはとことんゆるく、かっこいいところはストイックにクールにかっこよく、だから何度も観れるワクワクする映画です。

k