「リピート必須!」忍びの国 サワディーさんの映画レビュー(感想・評価)
リピート必須!
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とにかくテンポが良かった。
ストーリーの主流は伊賀vs織田の攻防だけれど、その中に「忍び」と「侍」それぞれの社会の主従関係や親子関係、無門とお国のラブコメチックな会話などがバランス良く差し込まれていて、全く中だるみ感が無かった。
アクションもバラエティに富んでいて、武器を替え忍術を替え戦術を替え、重厚だったり、アニメチックだったり、ダンス風だったりと飽きさせない。忍者が大挙して真昼間に忍びもせずにワラワラと戦場へ参集する場面はワクワクした。
そして何と言っても圧巻は終盤の無門vs平兵衛の忍者同士の決闘「川」。超至近距離ならではのとんでもないスピード感と緊迫感で、見ているこちらも息つく暇が無かった。この「川」を始める時の無門の「狂気の目」がぞっとするほど良かった。
呆れたり、笑ったり、泣いたり、ぞくぞくしたり、切なくなったり、熱くなったり、感情がくるくる入れ替わって、あっという間に2時間5分。すぐまた見たい!何度でも見たい!そう思える正に誰でも楽しめる娯楽作品だと思う。
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