「正確無比な殺人テクで”メカニック”と呼ばれる孤独な殺し屋ビショップ...」メカニック ワールドミッション よねさんの映画レビュー(感想・評価)
正確無比な殺人テクで”メカニック”と呼ばれる孤独な殺し屋ビショップ...
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正確無比な殺人テクで”メカニック”と呼ばれる孤独な殺し屋ビショップと鼻息の荒い弟子との戦いをタイトに描いた前作、72年のブロンソン主演作『メカニック』リメイクの続編。
リオでひっそり暮らすビショップの元に3人のターゲットの殺害依頼を持ったかつての仲間一味がやってくる。依頼を断り連中を叩きのめしたビショップはタイに逃亡するが、そこにも追っ手が・・・というどこにも新味がない粗筋ですが、重量感と機敏さを併せ持ったジェイソンのアクションを随所に盛り込んだ堅実な演出はなかなか楽しいです。
前作にあった敵味方が裏をかきあうサスペンスが本作ではほぼ皆無になっていること、ビショップのアナログオーディオへの拘りがテキトーになったこと(高価なオーディオでBlack Pistol Fireを聴くような大味な趣味ではなかったはず)、サントラチョイスのツメが甘いこと(リオで流すサンバが"Bahia"・・・それは大阪で"東京音頭"かけるみたいなものかと)等々色々目にはつきしましたが、トミー・リー・ジョーンズ、ミシェル・ヨー、ジェシカ・アルバと意外に豪華な共演陣のおかげで全部チャラです。
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