西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人のレビュー・感想・評価
全2件を表示
一番好きな西遊記かも
よく知った物語ではありますが流石、本場という感じで悟空の如意棒捌きや術の数々はカッコ良かったし見応えありました。
敵役は女性キャラが多く皆、妖艶な雰囲気を漂わせ目の保養にもなりましたね(笑)
沙悟浄は日本だと河童のイメージですが本場の沙悟浄は青い海坊主の様でした。
悟空は行き過ぎる所があるけど三蔵法師を守る事に重きを置いていて、命を奪う事を良しとしない三蔵法師と三蔵法師を守る為に命を奪う悟空。
そのバランスがちょうど良く悟空と三蔵法師と関係性がとっても魅力的で、ちょっとウルウルしちゃう所もありました。
今までに観てきた西遊記の中で一番カッコ良い孫悟空で、理想の孫悟空像を見せてもらった感じです。
CGやアクションのクオリティも高く、兎に角、妖術を使ったアクションがカッコいいのでアクション好きにはオススメです。
ハリウッドでドラゴンボールが実写化された時に、この監督とスタッフだったら当たってただろうなと思える出来でした。
このクオリティなら別の物語もまた観てみたいです。
お国柄
一昔前の映画を観てるような気にはなるものの、CGなどのクオリティーは高い。
なんというのだろうか…温故知新ではなくて…なんか上手い四字熟語があったと思うのだけど…。
いわゆる伝記物ではあるわけで、剣と魔法の世界の中国版にあたるわけで…こんなにもお国柄が出るのかと興味津々。
セットも然り
衣装も然り
あらゆるデザイン然り
CGにすら、その流れを観てしまう。
時々、ぶっ飛んだようなシーンの繋がりなどはあったものの最後まで観れた。
昔、モンゴルでたまたま観たTV版の西遊記の流れを組むような仕上がりで作品だった。
ただ、まあ…
この西遊記などにみられる仏の教えのようなものを現代の中国はあまり感じさせてはくれないように思う。
だから、なのかなんなのか相当な入れ込み具合を感じもした。
全2件を表示