「“プリズン・ブレイク”の真意。予測不可能な極限サスペンス。」人狼ゲーム プリズン・ブレイク 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
“プリズン・ブレイク”の真意。予測不可能な極限サスペンス。
【賛否両論チェック】
賛:高度なゲーム設定の中で、先が読めない極限のサスペンスが繰り広げられる。最後に伝わるタイトルの真意も痛快。
否:ゲームの設定が複雑なので、ついていけずに混乱しそう。多数のツッコミどころやグロシーンもあり。
「村人」「人狼」「予言者」「霊媒師」「用心棒」「共有者」「狂人」と、誰が誰なのか、そして誰が本当のことを言っているのか、全く分からないシチュエーションの中で、それぞれが生き残るために行動し、決断を下していく様子が、なんとも不気味かつスリリングで、ハラハラさせられます。
ただその分設定が複雑な上に、意外と展開も高度なので、
「この人が“共有者”で、“予言者”がこう言ってるから、この人が“人狼”!!」
なんて言われても、とっさに
「・・・どういうこと?」
ってなってしまいそうです(笑)。逆に言うと、それだけハイレベルな戦いが繰り広げられている訳なんですが。
ツッコミどころもありますが、シチュエーションサスペンス好きには必見の作品です。
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