「上出来なのでは?」鋼の錬金術師 A1さんの映画レビュー(感想・評価)
上出来なのでは?
原作が好きで漫画は全巻、アニメのTV作品も映画も全部見ました!
あの原作をここまで実写化できたのは上出来なのではないかと思う。
点数が低いのは、映画としての出来は少し残念なところがあるためです。
まず、CGのおかげに迫力のある映像になっていて、この時代だからできた映画と思う。逆にテーマとして原作にあった”世の中の真理”は表にでないで、体を取り戻すといったテーマになり、ハガレンの世界観を小さくしてしまったところは評価を下げてしまった。
ハガレンファンとしては、マスタングの火炎放射に難があった。あれはマスタングの炎ではない!火炎放射器のように指先から出るのはおかしい!一気に冷めた。手袋が血で濡れているのに火花散らすのもおかしい!あれだけは許せなかった!
キャストは非常に良かった。原作のイメージを壊さずによくここまでできたと感心した。演技はおいといて、主役の山田君も本田翼もいいし、ディーン・フジオカもよかった(もう少し丸顔が良かったが)、もちろん蓮沸さんもいい。最高はラストの松雪さん!あれはよかった♡
次回作もありそうなので、期待はしておきます。
映画の火炎放射 色々言われていますが焔の錬金術のメカニズムをリアルに紐解いた上で4パターンのバリエーションになっていると感じました。
コーネロとラストに使ったのは原作にある爆発。
増幅器を燃やした炎。
エンヴィーを継続的に焼き殺すために使ったのが火炎放射。
マリアロス(偽物)に対する人体発火。
摩擦による火花と大気中の成分調整(酸素及び可燃性ガス)を考えればどれも可能で対称との状況により使い分けていて、炎を仕事に用いている自分としては関心しました。
手袋の手のひらは濡れていましたが弾く指先は濡れていないので問題ないはずです。
あと細かい点ですが増幅器を燃やす時、手袋が燃えないのは、恐らく大気中のアルゴンガスでシールドしているためです。
以上、鍛治工の考察でした。
赤ずきんさん
自分も見直しましたか、火炎放射器のように指先から途切れずに出すことはありません。
火炎が大きく、炎が走るようなものはありますが。
慢性寝不足さん
発火布が濡れるのはマスタングの最大の弱点なので、あそこは要チェックでしょ。とおもいます。
理論上では火炎放射、間違っていないみたいなんですよね。
ただ、原作・アニメファンからすればあの火炎放射は・・・って割と多いみたいです。
自分もその1人でした。
CGで上手く表現出来なかったのかと思いますし、そこだけリアル追求するなら
他にリアリティ追及するところがあるのでは?などと唸ってます。
やっぱり発火布濡れてましたよね?その点について触れている人殆どいなかったので、
見間違いかとばかり・・・
原作は読んでませんが、いろいろな方の説明を読んだら、大佐のタイプは大まかに分けて2種類あって火炎放射タイプもあるそうで、その点は間違っていないという説明がありました。