ヴィクター・フランケンシュタインのレビュー・感想・評価

良かったのに… その一言に限る。

冒頭は、スピード感のある逃走劇。サーカス団の連中は、絵に描いたような悪者。荒療治からあれよあれよという間に、ラドクリフ君綺麗に✨ここまでは凄く面白いです。ラストに向かうにつれ、だんだん雑なストーリーに。もっとマカヴォイとのバディな感じが良かったのですが...まあラスト綺麗にまとまってましたけど。モリアーティも出演しているので、ドラマ版のシャーロックっぽい雰囲気は好きですね。

ハリーポッター以外で彼が出ている作品を初めて観ました。 やっぱり演技が上手いなあ。 物語は19世紀くらいなのかな？冒頭のサーカスや社交界の華やかな感じが素敵。

何気に俳優が豪華でした。 スチームパンク的な絵面もさることながら、序盤のサーカス、地下室のある実験城、大学、お城と背景の移り変わりが19世紀ロンドンゴシック的に大当たり。登場人物もサイコパス面科学者と眼球ぐりぐりラドクリフ君、信心深い渋おじ警部補、金髪のいけすかねえ貴族、元サーカスの華ヒロイン(シビル…綺麗になったね！)と中々の包囲網です。特に警部補はメタモルフォーゼすごくて美味しい。あとお父さんもすきです。 フランケンシュタインはちょっとしか出てきませんが、これは造ってる人間の方が怪物だよって話みたいなのでアクション要素はそんなに期待しない方がいいです。ブロマンスを楽しむ。むしろそこ以外ないんじゃない…？

医学生のフランケンシュタイン（ジェームズ・マカボイ）は、サーカスからピエロをしているせむし男（ダニエル・ラドクリフ）を救い出す。 この男は医学に異様に詳しく、生命を作り出す実験にとても寄与してくれる。 気色の悪いモンスターが登場、古典的な外観に少し似せているのがご愛敬。

作られ尽くした題材だけど新鮮に感じたしジェームス マカボイとダニエルくんの素晴らしい演技の競演 惚れ惚れしました

ラドクリフくんとマカヴォイの演技で成り立ってる感 あとはゴシック モンスター自体よりもヴィクターフランケンシュタインとその助手イゴールの人柄とか人生とかに焦点を当てて物語が進んで行く が、かと言って過去を語り過ぎず想像させてくるのが余地があって良い 最後がもちゃっとしすぎかなぁ

面白い。 作り尽くされた感のあるフランケンシュタイン の物語もまだまだ、いける。 ただ、人造人間が作られるだけではなく それを取り巻く複数の予備ストーリーが ラストシーンを盛り上げる。 当然では有るが俳優も素晴らしい。 鬼気迫るジェームズ・マカボイと ハリー・ポッター以来の素晴らしい演技の ダニエル・ラドクリフ。 シナリオと役者のいい融合でなかなかの 作品と言えるでしょう。 ホラーマニアでも十分楽しめる。 もちろん、モンスター大好きな 私にもバッチリはまりました、 おすすめです。