「I will give you a life! ホラーの古典再び。」ヴィクター・フランケンシュタイン アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I will give you a life! ホラーの古典再び。
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X-MEN新三部作のジェームズ・マカヴォイとハリー・ポッターシリーズで有名なダニエル・ラドクリフが共演したホラーの古典「フランケンシュタイン」のリブート・・・の割には全く話題にならず、北米での成績もパッとせず、日本ではDVDスルーでした。いや、でもそんなに悪くなかったですよ。
内容としては怪物を作る前のフランケンシュタイン博士にフォーカスを当てている感じです。ちなみに「フランケンシュタイン」は怪物の名前ではなく、怪物を作った博士の名前です。基本的に作った怪物をどうするかが主題になりがりなフランケンシュタインですが、作る側のストーリーってのは新しい視点ですね。ただ話の導き手として助手のイーゴルを出した事でフランケンシュタイン側が薄くなってしまったのも事実です。映画のバランスって難しいもんです。
ジェームズ・マカヴォイの胡散臭い博士が良く似合ってます。そしてダニエル・ラドクリフも不健康そうなキャラが良く似合ってます。ハリポタで幼少期は可愛かったのに、いつの間にかすっかり不健康な感じになってしまいましたね。海外ドラマの「シャーロック」に出てたアンドリュー・スコット。いい雰囲気を持つ役者さんですね。
まぁ、ホラーの古典を題材にしている割りに全く怖くないという欠点はあるにせよ、気楽に観れるので、なんか軽く映画観たいなぁーって時にはもってこいの作品でした。
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