相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断のレビュー・感想・評価
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大して面白くもないしかといって面白くないこともない
特別、劇場で観なきゃいけない感はゼロ。テレビでも充分です。というより、テレビでやってても特別な楽しさも感じないんだろうなぁ。
何も予想せず観る私でも途中でオチが分かっちゃいました。よって、ヒネリが少ないという評価です。
良いんだけどね…
安定的に面白いよ、だから擁護できる精一杯の点数つける。
まあ、今回のは映画としてどうなの?ていう問題。
1作目は、42.195kmマラソンと並行した、初めての劇場版として申し分ないスケールの作品。映画としてはこれが一番良かった。
2作目は、相棒史上最も暗い作品。
3作目は、絶海の孤島に行くという誰も思いつかない作品。
今作は、まず1作目っぽいていうのがそもそもねえ。新鮮な設定欲しかったなあ。それに、スケールもストーリーもちっちゃいし。
だが、1つ言いたいのは、冠城くんは亀山のときに匹敵するほどの相棒らしい相棒であるということ。今回の劇場版でそれを確信できた。それだけで十分である。
流石のクオリティ
やや不評が目立つ前作から立ち直ったのか、どこか生き生きとしているのは気のせいだろうか。良くも悪くもいつもの「相棒」であるが、やはり脚本は練られた印象を受ける。笑いどころ、緊迫の場面、哀愁漂う場面などが用意されており、非常に満足のいくクオリティである。
相変わらず些細なことがヒントになったりするため、予備知識は必要無くとも冒頭からしっかりと観ておく必要がある。
それに気がついた時が「相棒」の醍醐味。そこはしっかりと味わって欲しい。
ドラマでの右京さんもややアクションシーンがあるが、劇場版ともなれば格段にレベルアップする。そこも楽しみながら観てもらいたい。
事件性としてはそんなに…
普段のテレビドラマ版は見ていないが、映画は見に行きます。
今作の事件性的には、ハラハラやドキドキはあまりなかった。
1作目がドラマ版知らなくても楽しめたし、3作目は自衛隊との攻防など、ハラハラドキドキ感があり、事件の真相とかも気になりましたが、今作はドラマの延長というか映画にする程か?という所。
テレ朝の主張
ある意味、笑える。
相変わらずだな~、と苦笑い。
最近話題の宗教法人もとある国家も、
自らの主張を喧伝せんがため映画を作製している。
この映画は、将にテレ朝のその香りがプンプンする。
テレビでもたまに感じることだが、
杉下右京はテレ朝の権化に他ならない。
テレ朝教に出家しちゃってるねw
国家権力は、保身のために国民を平気で見捨てる。
テロは社会の歪みに起因するものであり、
諸悪の根元は現在の西側国家権力である。
はぁ~、みていて辟易すると共に退屈。
途中、ちょっと寝てしまった。
最後のどんでん返しも、キャストをみた段階で予想したとおり。
テロリストをあそこまで美化したのは、想定を越えていたけどね。
妻に付き合って久々に観た映画だったが、残念な結果となった。
テレビ版は一度も観たことがないけど
普通の刑事ドラマ何でしょうか?相変わらずスケールでかすぎの有り得ないお話 右京さんはもう定年の年 そんな重要な任務なら若い部下が大勢いてもいいはずだし重役はいつまでも同じその時代は中国残留孤児等もっと苦労した人はいくらでもいたそんな重役なら採用時の身元調査は厳しいはずあの娘はどうやって国内に入れたの?やはり無理矢理話をでかくし過ぎて雑になった感が?
歪められてしまった人々の心を描いた秀作
戦争、人種差別、正義…。
それぞれの過去を背負った人々が、優しい心を持つが故に歪められ、犯してしまった哀しい事件。「犯罪=悪」とは割り切れない相棒らしいストーリーに仕上がっていた。
過去の体験から歪められてしまった人々の様を、橋本一監督は上手に表現したと思う。
また、所々にくすっと笑えるシーンも散りばめられており、切ないだけの作品ではないところも相棒らしいと言えるだろう。
テロとの戦いは、まさに現代の戦争である
在英日本領事館で集団毒殺事件が発生した。
関係者全員死亡し、唯一の生き残りは幼い少女。
しかし、その少女も何者かによって連れ去れてしまい、未だ行方が知れない。
それから、7年。
国際犯罪組織によって外務省のホームページがハッキングされ、その脅迫映像に成長した少女(山口まゆ)の姿が写っていた。
犯罪組織は政府に身代金を要求する・・・
というところから始まるハナシは、なかなか込み入っており、件の国際犯罪組織を追う国連犯罪情報事務局の元理事(鹿賀丈史)や組織の首謀者と思われる刺青の男(北村一輝)などが登場し、テレビシリーズでの人気エピソード「赤いカナリア」の話を思わせる。
犯罪組織が狙うターゲットそのものもわからず、先の毒殺・誘拐事件をもみ消そうとした元英国大使(江守徹)がターゲットかと思いきや、50万人の見物客をターゲットにした無差別テロではないかと特命係ふたり(水谷豊、反町隆史)が突き止め、サブタイトルの『首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』と相成る。
テレビシーズも担当している太田愛の脚本はなかなか骨太で、さらに太平洋戦争時のエピソードも加わり、「相棒史上、最も切ないラスト」という謳い文句も伊達ではなかった。
その上、時節柄を反映して描かれる「テロとの戦い」に対する視線は、なかなか辛らつ。
「国境を持たないテロ組織との戦いには終わりがない」「日本人というだけで、殺される・標的にされることになるのです」と、かなり核心を突いた台詞も登場する。
エンディングもなかなかショッキングで、現在放映中のシリーズの1エピソードの枠を超えて、今回のシリーズの最終話に相当するのではないか、とも想像される(なにせ、事件が起こるのは夏の時期でもあるので)。
そう考えると、さてさて、現在のシリーズがこの映画にどのように上手く繋げていくか、そこいらあたりも愉しみになってきました。
今までの劇場版の中では大好きなストーリー展開です!!
私は、このシリーズの劇場版をすべて拝見しておりますが(もちろんブルーレイ購入済み)劇場版だけで評価するならば、2番目に面白かったです。(ちなみに1位はパート1(テレビシリーズがわからない人でも楽しめる作りにしてあるから。))
これまでテレビシリーズを観ている人はもちろん楽しめるし、初めての人は、今起きている日本の危機感をあらためて考えさせられるテーマであり、伏線を張り巡らせたストーリー展開とテレビシリーズでは表現できない演出も盛りだくさんで、かなり好きな作品といえます。
毎回日本で起きているタイムリーな出来事をテーマにしているこの作品。
今回は7年前日本人少女の誘拐事件が発生。しかし日本政府が犯人の要求を無視してきていたが、突然誘拐された少女がネット上で公開され再度日本政府に犯行声明をする事件が起きるのだが・・・。
意外な展開にどんどん引き込んでいくストーリー設定は今までの劇場版の中では面白いと思っております。私も、意外で予想外な展開には驚かされました。
ドラマシリーズファンの人はわかっていただけると思いますが、アクション要素をあちこちで入れてくれることなど、テレビでは観られない演出にも注目していただきたいですねぇ。
右京さんは走るしパート1以来の久々の演出もありますので私は大好きでした。要チェックしてみてください。
冠城さんのアクションシーンも好きでした。長く語るとネタバレに近いのでそこはぜひ劇場で(笑)
ほかにも、テレビシリーズメンバーや2代目相棒神戸さん、そして久々登場、米沢さん!共演メンバーにも注目していただきたいです。
今回から、監督は「探偵はBARにいる」シリーズの橋本一監督。脚本はテレビシリーズやドラマ「トリック2」でも参加している太田愛さん(シーズン10の「ピエロ」は絶賛です!!)へ総入れ替えして時代に反映できるようにどんどん進化しているシリーズ。
現在テレビでは「相棒15」も放送中なので、まだ観ていない人もぜひご覧あれ。
ラストカットのシーンも個人的には好きでした。
そして、全体的にせつない作品ですが観終わった後、ちょっとこの国について考えさせられることもありました。
善と悪、という言葉だけでは無い事件。
相棒のとても良い部分、人間の弱いところ、哀しいところが描かれていた美しい話でした。
犯人の予想がついていたとはいえ、あの悔しさは「親子」にしか理解し得ないのでは無いでしょうか。
お馴染みの登場人物達にもそれぞれ見所があり、テレビシリーズでの因縁のあの人にも……あり(笑)
反町隆史と水谷豊は、並んで立ったときの対比が美しく、キャラクターもとても良いのでもうしばらく反町隆史で相棒が観たいと思っております。
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