相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断のレビュー・感想・評価
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微妙・・・
面白くないわけではないのですが。。
他の方も書いていらっしゃる通りに、なんか説教くさいんです。
前作にも見られたことですが、確かにテロなど旬のことをテーマにしているのは理解出来るのですが、でも何だか楽しめませんでした。
伏線もあり、こうなるかな・・と思いながら見ていましたが、
それでもなんだか不完全燃焼な感じが残りました。
「相棒」。好きなんですが、続くのが難しくなってきたのかなぁ・・
とても良かったです。
番組中の宣伝がとてもしつこくて、面白そうだったので、何時もはdvdを待つのですが、公開初日に初めて映画を劇場で観ました。内容は、スケールも大きく、どんでん返しも何度もあってとても良かったです。劇場で観ても損はありません。
「相棒」史上の傑作。
ドラマは再放送をたまに観るだけだが、そのクオリティの高さは十分承知しているつもりだ。ただ脚本家チームが交代しつつあるようで、少し変質してきているということももれきいている。
しかし、本作はクオリティが高いどころの騒ぎではない。1本の映画としての完成度が半端ではない。
7年前の英国大使館の大量殺人と、ひとりの少女の誘拐。そこにはひとりの少女の命より国家のメンツを重んじた国の姿があった。
レイブンと名乗る犯罪組織が、7年前の事件を持ち出し、新たな予告をする。
ここにも戦争の傷跡があり、中央アジアの島に取り残された少年は、命からがら祖国へ帰り、両親の消息を尋ねる。
このあたりのシーンには脚本の太田愛の思い入れが感じられる。
首謀者の思いは、観ている我々に何事かを突きつける。
それは危険な方向にかじを切ろうとしているかの国への警鐘ともとれる。
刑事物のワクには収まらないこのシリーズ。映画の次回作も期待している。
橋本一監督のベストである。
3よりマシだが問題多し
相棒の劇場版も本作で4作目である。3年前の前作 III は,とにかく酷かったという感想しかない超絶的な駄作であったが,反省したのか,I, II に比肩しうる作品まで持ち直していたという印象であった。
今回は派手な爆発シーンなどは見られなかったが,メインイベントのパレードシーンと,町中がパニックに陥るシーンはかなり手間隙のかかった感じがした。しかし,台詞の多いシーンでは,相変わらず人物の胸から上のショットが多く,テレビを見ているのとあまり違いがないのが今回も残念であった。
今回の脚本もまた,日本人に対する説教臭が酷かったのは,流石テロ朝というべきだと思った。まず,いくら自分がひどい目に遭ったからと言って,無差別に 50 万人を殺してやろうというのは,同害報復からあまりに外れた身勝手すぎる話であり,リングの貞子並みの理不尽さではないかと思った。また,70 年前からの恨みを現在まで昨日のことのように生々しく持ち続けるなんてことができるのかというのが疑問であった。疑問といえば,飲食物に毒を仕込んだ場合には,一人でも苦しがる人が出れば他の人は飲み食いをやめてしまうはずなので,多数の人間全員に毒を飲ませるなんてことはできるはずもないのだが,あの連中は「せーの」で一斉に飲んだりしたのだろうかと非常に不可解に思えた。
登場人物が日本のことを指すときに,ことごとく「この国」呼ばわりしていたのもテロ朝らしくて気に入らなかった。旅行等で訪れている国を指すならそれしかないはずだが,日本人が日本のことを指すなら「我が国」であるはずである。語り手の帰属性を全く感じさせない「この国」という言葉を使う人は,何らかの理由で「我が国」と呼べない立場なのではないのかと勘ぐりたくなってしまう。何らかの理由とは,日本人ではないか,あるいは自分の日本への帰属性を認めたくないという理由以外には考え難い。
技術的に最も腑に落ちなかったのは,捜査員全員の携帯にウィルスを感染させるという話であった。ウィルスは OS に依存するので,全員が同じ機種を持っているならともかく,iPhone もあれば Android もあればガラケーもあるというような混在状態では,1つのファイルをメールに添付したくらいでは感染させることなど不可能である。また,着信できなくなるように無線で妨害するというなら,ウィルスに感染していない携帯でもかかりは悪くなるはずである。
海外のテロ事件で犠牲になった日本人の遺体の引き取りに,警視庁の広報課の社が出向くというのもおかしな話だし,遺体だからと言って異物のX線検査もせずにそのまま入国なんてことはあり得ないだろうと思った。また,仮にも警察官だった者が,何の罪もない無抵抗な相手に容赦なく発砲するのかというのも解せなかった。さらに,偉そうなイデオロギーを唱えていた奴が実は金銭目的で犯罪を行なっていたという話は多いが,この話は全くその裏を行くような話になってしまっていて,著しくリアリティを欠いてしまっていた気がした。極め付けは,犯人に対する杉下の行動である。何故あのような行動に出る必要があったのか,見せ場を作るためという理由以外には全く解せなかった。
役者でいい仕事をしていたのは,毎度の伊丹であった。USB の真相が判明した時の顔芸は必見である。一方,前駐英大使役だった江守徹の変貌ぶりには本当に驚いた。10 年ほど前に脳梗塞にかかったという話を聞いて以来久々に見たのだが,しばらく誰だか分からなかったほどである。冠城を演じている反町は,当初水谷がもう一人増えただけではないかと思ったほどキャラが被っていたのが心配だったが,ようやく独自性が出てきたような気がする。一方,テレビドラマの方であれだけ悪役フラグを立てまくっていた山崎警備局長のオチがイマイチだったのでかなり肩透かしだった。
音楽は,TV シリーズと同じ池頼広で,クラシカルで実に心地よい曲を書いていた。エンドタイトルで縁もゆかりもない歌謡曲が流れなかったのも非常に好感が持てた。演出面で気になったのは格闘シーンで,頭を床につけた相手の顔面を真上から思い切り殴る場面であった。あんなことをしたら衝撃の逃げ場がなくて,まともに脳にダメージを与えてしまって,下手をすると相手を殺してしまうはずである。それにしても,杉下はシリーズ開始当初から現在に至るまで 15 年もの間係長のままで全く出世しないというのも非常に奇異に感じられる。特命係だからという理由なのかも知れないが,「太陽にほえろ!」で 14 年間係長のままだった藤堂係長をすでに抜いてしまっている。
(映像4+脚本4+役者4+音楽4+演出4)×4= 80 点。
面白かっただけに残念
CMのせいで面白さ半減です。
せっかくテロの標的が最初わからないようになっているのに
CMで50万人(=観客)言ってるし。
最後真犯人に言う右京さんのセリフもCMで流しちゃってるから
犯人死ぬつもりなのもセリフ内容も全部予想できるし。
これからCM作る人はせめてストーリーの後半使わないようにしてほしいですね。
CMの自己満足はリピーターがいなくなる一つの原因でしょうね。
相棒の醍醐味
公開初日第一回目上映ほぼ満員でした
期待以上に面白かった、伏線となる前後編のドラマを観てたらワクワクするのをそのままテンション落とさずに楽しめた、あっ!という俳優さんが出てきたのでそれも楽しみに
右京さんの正義
全編通して杉下右京の正義がこちらに伝わってくる。
ラスト、真犯人と対話するシーンは流石右京さん...という感じ。その真摯で厳しい正義感に心打たれ、少々涙腺を刺激された。
戦争の哀しさ、二度と起こしてはいけない過ちであることを切々と説く作品に仕上がっている。この時勢だからこそ観られるべき作品だと思う。
戦時中、国に見捨てられたのに其の国を、国民を見捨てることが出来ない男のやるせなさ、葛藤が哀切を極める。
捜査に協力するのを拒みつつ、いつの間にやら右京さんペースに乗せられる?米沢さんや、相変わらず飄々と軽やかに立ち回る神戸くんを見られて嬉しかった。やはりかつての人気キャラクターが恋しくなってしまう。
イタミンの驚き顔は「ONE PIECE」のエネルやペローナ並みの目と口の開き様で噴飯もの(笑)
犯人グループと対峙した芹沢&イタミンの破れかぶれの奮闘ぶりもなかなか良かった。
これらのキャラクターに比べると、冠城亘はちょっとキャラが弱く感じる。「右京さんの相棒」という感じもまだまだ弱いし...
それはともかく、観てよかったと思える良作だった。
やはり相棒好きだなぁ。
悪役の年齢が合わないです。
昭和16年生まれだと言う設定の悪役でしたが、トラック諸島での空襲が昭和19年2月が史実なのに、あの設定はシラけちゃうです。
無理に戦争の惨劇を結び付けるのであれば、良く調べてからの引用をお願いします。
Σ(-᷅_-᷄๑)前回と同じく
前回の作品と同じく、話がでかすぎ。
太平洋戦争の最中トラック諸島に置き去りになった戦災孤児の平和な現代日本への復讐と祖国愛がテロもどきを起こさせる話しなんだけど、、、、。日本人に直接戦争の悲惨さや平和ボケをを説いて回る方法はいくらでもあるのに、何でこんなまどろっこしい方法を取るのだか全くわからず。最初から加賀丈史演じるマークリュウが怪しいのがアリアリとわかってしまうところは何とかして頂きたい。反町、仲間の大根っぷりは笑ってしまう。学芸会並みです。本当だったら前回と同じく★1.5であるが、水谷豊の演技は良かった。ラストシーンの演技は正直良かったんで★2.5です。水谷豊の演技に助けられた一本です。
もっといい監督でやってほしい。反町ソロソロ交代。
映画版として迫力に欠ける
この映画は、世間から封印された話、満たされない人の気持ちを描いていて、相棒らしい、いい話だと思うが、テレビの2時間版で十分だ。
テレビを見ている人を映画館に呼ぶわけなので、
映画版はテレビでは描けない、スケールが大きい話、
想像がつかないような意外な展開がある話、誰も見たことがない話でなければならない。
相棒映画版1作目は、マラソン大会と並行した、スケールの大きな話。2作目は警察の幹部監禁を描いた、想像できない話。そして3作目も孤島での出来事を描いた見たことがない話。
どれもワクワク、ハラハラした
映画版の相棒だった。
4作目は、残念ながら、
映画版としては、不満足な作品だった!
楽しめました〜
ドラマは時間に制限があるせいかたまに判りづらくて何回か巻き戻して観たりするけど、本作はそんな判りづらさは無く、色んな意味でとても楽しめました。
歴史が長い分キャラも多種多様で愛着もあり、大スクリーンに誰かが出てくるだけで嬉しくなります。
本編ストーリーの要(かなめ)シーンで泣いたり、いつものメンバーのコミカルシーンで笑ったり…
楽しい2時間でした!!
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