「感想」お嬢さん ティム2さんの映画レビュー(感想・評価)
感想
彼女たちの官能的なシーンは、1人で見てるのに恥ずかしくなって、じっくり見たいと思いながらも直視できず目を逸らしながら見てた。
こういう作品の初めての鑑賞は、びっくりして結構見ていられない。恥ずかしくなる。
もし二回目見たら内容をもっと楽しめると思う。
日本語がちょっと聞き取りづらくてわからないところもあったけど、支障なく鑑賞できたと思う。
主人公の表情がよかった。
詐欺師なのに、表情が幼くて真っ直ぐなところがあって、可愛げのあるキャラクター。
でやっぱり騙されてて、純粋だと知られてるのもいい。
ターゲットを好きになっちゃってプロに徹せない彼女のおかげで、お嬢さんも惹かれて二人が協力し合うことになってよかった。
二人とも賢い大人だったらこうはならなかったんじゃないかな。
他の作品では騙す側が二転三転する時、協力するより自分だけここから這い上がってやるとか情けをかけるより狡賢く出し抜いて勝ってやるみたいな展開多い気がする。
最初は秀子お嬢さんが全然魅力的に感じられなかったけど、後半に裏があったことがわかって実は賢く逞しくて、だんだん魅力的に思えた。
偽伯爵の彼がお嬢さんを少し好きになったように私も最後の方では好きになってた。
最後に偽伯爵に見せ場があったのよかった。
タバコ吸うとこ。
変態朗読クラブをエロい場面として終わらせず、スッキ(珠子)が怒り本を破くシーンがあるのいい。大したことじゃないと麻痺するが、お嬢さんに対する酷い扱いで侮辱で辱めを受けてて怒るようなことで、
スッキが彼女の代わりに彼女のために怒ってたのいい。
こういうの韓国作品はちゃんとしてるの多いと思う。
原案になったイギリス作家の小説は未読なので、元々あったシーンなのかどうかわからないけど…。
叔父のセリフはキモいのばかり。
わかりやすく変態で気持ち悪いキャラクターだけど、言ってる内容は今の一般人も男同士の猥談で言ってない?会話だとノリで流されるけど、最後の方のシーンは
韓国語のセリフで字幕だったから文字で見ると気持ち悪くてくだらないのが誤魔化せない。会話に乗らない偽伯爵との対比で尚更。
長い映画だけど最後まで見どころいっぱいで楽しめた。
変なとこも結構あるけど、どんどん展開するから気になるけどそんなに引っ掛からなかった。
ただ日本語のセリフを聞き取ろうとして音量上げてたから、女性の色っぽい声も大きくて恥ずかしくなった。