「タフな女たち」お嬢さん あだじぇっとさんの映画レビュー(感想・評価)
タフな女たち
レディスデイ、オスカー作品公開はまだだし、ディズニーもなぁ .... やっぱりここは話題の韓国3本でしょ、一番近かったのコレだから -- と、言い訳したくなるほどトレイラーがエロい"お嬢さん"
でも、エロいだけで imdb8.0超はない。
こういうコン・ゲームもの 以前もあった?
話は3部構成。
最初は日本人の貴族令嬢 秀子のところに女中として送り込まれた Sook から描かれる。
第2部は秀子から 第3部で最後の顛末が語られる。
なによりも映像の退廃的な美に目を奪われる。
庭、家、家具、小道具、衣装、ヘアスタイル、そして女優さんの艶やかな肌 どれも丁寧に作られていてエロが一層活きる。
(文字盤は残念..)
韓国語と韓国人俳優が話す日本語も不思議な空間を作り出している。
で、話は意外な方向に走りだす。美しく官能的なだけの女たちの話じゃないんだよね~
したたかでズルくて決断力もある。だから、官能シーンは強い生命力の証に見えてくる。
ThelmaとLouiseは破滅しちゃったけど、東洋の女はクレバーでタフだったよ♪
第3部はグロもあってその映像は苦手。ただ、力強い女たちの生き生きとしたエロとの対照がハッキリしている。老いと死の匂い。生命を持たない収集品。。
こういうの欧州でウケそうだなぁ ....と思ったら、原作はイギリスなんだね。
BBCでもドラマ化されているらしい。それを見たのかなぁ ......
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