劇場公開日 2017年3月3日

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「凄いな!こういう映画を堂々と作れるなんて…」お嬢さん 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0凄いな!こういう映画を堂々と作れるなんて…

2017年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

韓国映画が苦手な要因として、残酷描写がエゲツない事と
ハングルは「ゲ、グ」等の強い音が多くて
何言っても怒ってるように聴こえてしまうので入り込めない。
この二点なのだけど、この映画は残酷描写は極少なめで
目を瞑ればなんとかやり過ごせるのと
半分日本語(発音は下手だけど)なのでまだ耐えられるかと思います。

話はみなさんが書いておられる通り奇想天外でなかなか笑えます。
映画評論家の町山智浩氏曰く
「レリゴー!」な終わり方と言うのを信じて観に行ったら
確かに「レリゴー!」で楽しかった(笑)
お嬢さんも侍女のスッキも美しくて男は本当に汚らしい!
女性二人の気持ちが解る気がする。

原作を知らないので、イギリスの小説を韓国に置き換えるのに、
日本を絡めたのは何でなのかな?
エグい日本語を読ませられるお嬢さんが日本語を汚らしく感じて、
普段はハングルしか話さないと言う設定は、
韓国の俳優さんが日本語を喋ると言う事情ゆえと思うのだけど、
見ようによってはちょいと反日の匂いもして、
心の隅っこを擽られるのかしら??

何にしてもこんな飛んでも映画だって、お金をかけて映像として
しっかりA級の作品として作れる韓国の映画事情が羨ましい。
もちろん、一流監督だからだけど…

まあ、見モノです。

星のナターシャ