「駆け足な印象」チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話 movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
駆け足な印象
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高校3年間が凝縮された作品だから仕方ないのだが、作中であっという間に半年や一年が過ぎる。
登場人物ごとの家庭環境や気持ちの変化はきちんと表現されてるんだけど、もう少しチアそのものの部分に対する工夫や努力を見たかったなと思った。
全員かなり努力した事が伝わってくる充分に美しいダンスだが、全米制覇するにはもっとキレが必要な気がして、、前例もないところから突然全米制覇するのだから、作中でも言及される日々の積み重ねの部分で、四六時中足でステップ踏む以外にも、姿勢やら体型の不利を覆す振り付けやら、ライバル研究やら、精神論以外で色々やったのではないかと思ってそれを見たかったな。
勝つための決断として、仲間うちでも指摘しあったりセンターを変えたり、お互いに認め合いみんなが1つになってるからこそ受け入れられる経験、そして高みに挑みみんなで見た初めての景色の中で掴んだ頂点。
先生の言う通り、一生の糧になる素晴らしい経験だと思う。
仲間思いで和を重んじながらも、早乙女先生にははっきり反抗しちゃうひかりと、容赦なく見えて実はすごくアツい早乙女先生が3年間を通して、集大成の全米大会の場で分かち合えるようになるところ、大好き!
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