劇場公開日 2016年8月27日

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リトル・ボーイ 小さなボクと戦争のレビュー・感想・評価

全25件中、1~20件目を表示

3.0心温まると言いたいが

2018年9月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

小さな少年の心温まるストーリー。日本人である私には、心中複雑な思いをするシーンもあったが、終わりよければ全て良しという事で

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おのもん

4.5プロローグの父子の描き方が秀逸❗

2018年3月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この、映画の素晴らしさは、父と子の両方通行の揺るぎない愛。子を愛するとはこういうことだと嫌味なしに直球に訴えてくる。プロローグでしっかりと伝わるからこその、戦争による別れは、何よりも戦争を無慈悲なものと憎みたくなる。子役の演技が圧倒的に素晴らしい。原爆とか日本人が蔑みを受けるとか(でも、なぜあそこに日本人が?とは思った)戦争には避けて通れないお決まり的な辛い展開もあったけど、ペッパーの揺るぎない信念、表情に圧倒され、ひたすら彼の側に立って応援したい気持ちでいっぱいだった。

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Sheeta

4.0反戦映画

2018年3月15日
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まあ、原爆投下を正当化するような表現も多々あるけど、子供と日系人の友情はとても良かった。いじめっ子への仕返しや超能力を信じる子供ならではの可愛さも相まって、信じることの大切さや友情の大切さを伝えるいい映画だ

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素子

4.0新型爆弾

2017年11月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

怖い

第二次世界大戦中のカリフォルニア、田舎町で暮らす少年リトル・ボーイは背が伸びないことを悩んでいた。
兄は偏平足で入隊不可となり、父が出征、フィリピン戦線で日本と戦うが、捕まり捕虜となる。
田舎町にハシモトという日本人のおじいさんが人暮らしをしており、みんなの恨みをかっていた。
リトル・ボーイは牧師さんからハシモトさんと仲良くなるように言われる。
原爆の名前がリトル・ボーイ。

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いやよセブン

4.0信じる力。日本人には気分のいい話じゃない

2017年11月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

第二次大戦最中のカリフォルニア州オヘアという海沿いの町が舞台。
リトルボーイというあだ名は後に効いてくる。
日本人ならピンと来るはず。
ジャップ連発される。
今作でマサオ・クメ役の日本人は、硫黄島からの手紙やHEROESに出ていた尾崎英二郎

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消されるので公開しない

4.5むしろ反核、、、?

2017年6月21日
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悲しい

泣ける

戦争を題材に扱った映画というのは、どうしてもそれぞれの国の人たちによって見方というのは変わってきます。

主人公のペッパーは体が小さいことから「リトルボーイ」と呼ばれていた。戦争に行ってしまったパパを帰ってこさせるために戦争を終わらせたいと思うペッパー。そこに飛び込む記事。米国が核ミサイル、通称「リトルボーイ」を放ったというもの。自分の思いが届いた!と一喜するペッパーであったが、その後リトルボーイによる広島の映像を観てショックを受ける。

アメリカには、広島、長崎への核ミサイル投下を正当化する人たちも多くいると思います。なのでこの描写が出てきた時、あぁこの映画もそういう感じなのか、、、と心の中で思ったのですが、その後の演出のおかげか嫌な感じは受けませんでした。むしろ私は反核の意識を感じました。日本人が作った映画ではないのにそれはすごいことだと思います。

あと、お母さんやお兄ちゃんが良い味出してる!観て損はないと思います。

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あーちゃ

4.0誰も悪くないのに、戦争であるがために、暴力を否定しきれない

2017年2月7日
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鑑賞方法:映画館

不思議な映画だった。
大好きな父ちゃんは帰って来ないのだが、なんだか感動する話だなぁ、と感じていた。示された「やるべきこと」の最後「死者を葬る」が父親のことになっちゃうとはね。
真珠湾で息子を失った父親、扁平足だったために父親を戦場に送る羽目になった兄、日本人だからという理由で彼らに排除されるハシモト。
誰も悪くないのに、戦争であるがために、暴力を否定しきれない。
原爆が落ち、戦争が終わる気配がくるが、母親は「都市がひとつ消えてしまったのよ」と素直に喜べない。やむなきこととは思うが、それをよしとしない姿勢には共感。
そんな中でひたすら父親が帰ってくるようにと、牧師の言いつけを守る主人公。異常時なだけに、その行為が心に潤いを与える。

ラスト 、どんでん返しあって、涙、涙でした。

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CB

2.5ラストはああじゃない方がいい。

2017年1月4日
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当時、日本がどういう風にアメリカから思われていたかを知ることができます。
日本人の中には不快な思いをする方がいるかもしれませんが、僕はこういう映画があっても良いと思いました。

子どもたちに勇気を与える映画です。子どもに見せてあげたいなと思いました。

ラストなのですが、次の二通りのどちらの終わり方で映画が終わるのかなと考えながら見守りました。
①父親が奇跡的に帰還する
②父親が帰還することがない
僕はあの終わり方じゃない方が良かったのになと思ってしまいました。

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ハクタカ

3.5真珠湾攻撃と原爆投下は同列?

2016年12月24日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ視点に立つと、反戦を訴えつつも原爆投下の正当性を主張したくなるのは止む無しか。戦時であってもルール違反の攻撃なのに。

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さばとら

3.5思う一念岩をも通す

2016年11月20日
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鑑賞方法:映画館

第二次世界大戦中のアメリカ。
小柄で、「リトル・ボーイ」とからかわれている8歳のペッパーが主人公。
戦争に行った父親が帰ってくるように、祈りの力を強めようと、司祭にもらった行いのリストを実行しようとするが、司祭がペッパーのために書き足したのは、憎むべき敵「ジャップ」ハシモトに親切にせよというもので……。

日本人のハシモトが「ジャップ」「ニップ」と蔑まれ、広島への原爆投下が喝采を浴びる、日本人にはいろいろ辛いところもある映画ですが、観てよかったです。

ペッパーが、いい子過ぎず、でもお父さんっ子の健気な子で、可愛いんです。
お母さんも、愛情深くて、凛としていて、よかったなぁ。

何より、個人としてなら友達にもなれる人間同士が、属している国や勢力の違いで殺し合う、戦争というものの愚かさと恐ろしさを、この映画は教えてくれると思います。
原爆使用の是非を問う以前に、そもそも戦争なんかしたら、勝っても負けても不幸がたくさん生まれるのです。
わたしは長崎県人なので、子どもの頃から長崎原爆や空襲の話を聞いて育ちましたが、負けた日本だけが犠牲を払ったわけではないことを、改めて考える機会になりました。

思う一念岩をも通す、というけれど、反対方向の思いがぶつかりあったら、どちらかは通らないわけで。
宇多田ヒカルさんの、「みんなの願いは同時には叶わない」という歌詞を思い出しました。

何はともあれ、健気なペッパーが可愛いので、観て損はないですよ。
あと、ハシモト役とサムライ役の二人には、今後注目しておきたいと思います。

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ちな姉

3.0多角的視点の交錯

2016年11月15日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ人の見方、日本人の見方、原爆落下に対する解釈、様々な意見が交わされる余地のある内容だと思う。が、総じて少年の目を通し反戦を謳った作品であることには間違いないだろう。

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なべたく

4.0なんとなく感想のまとまらない映画

2016年11月1日
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少年は抜群に味があるし服装は可愛いしラストは普通にホロリとするし兄ちゃんもカッコいい。
ハシモトもいじめっ子もいいキャスティングだった。

最後のベンチに兄ちゃんが迎えに来るところはやっぱり見てほしいと思います。
ぎくしゃくしたものが全部溶けてなくなる瞬間ってあるなあ、心が同じ方向を向く瞬間って安心するなあって思います。

余談ですが映画館でみんなリトルボーイを親の気持ちで微笑みながら見守っているムードだったのが、原爆の時に一瞬空気凍ったかと思った。
まあ逆から見るとこんなもんなんですかね…若干血の気が引いた。

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ヴェルナー

5.0名作

2016年10月13日
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僕はいつも、映画を見るとあとどれくらいだろう?と、時間を気にして時計を見るほど集中力がないんですが、この映画は違いました。
シーン一つ一つに区切りがあり、とてもすんなりと映画を楽しむことができました。
子役の男の子がとにかくかわいいです。
そして日本人、ハシモトとの友情もまた、深いものです。
許す心許せない心、いろんな人の心情を分かりやすくかかれてます。とても楽しむことができました。

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そいち

4.0小さな少年の戦争と大きな奇跡

2016年9月23日
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鑑賞方法:映画館

第二次世界大戦下の米国カリフォルニアの漁村オヘア。
「リトル・ボーイ」と揶揄される少年ペッパー(ジェイコブ・サルヴァーティ)の父親(マイケル・ラパポート)は、長兄が徴兵検査に引っかかったがために代わりに出兵することになってしまう。
フィリピンで日本軍の捕虜となった父親に早く帰ってきてほしいペッパーに対して、懇意にしているカトリックの司祭(トム・ウィルキンソン)は、古くから伝わる善行リストをペッパーに手渡す。
そこに書かれた善行を積めば、神の御意により父親が帰還するかもしれない、として。
そして司祭は、そのリストに、町で迫害を受けている、収容所から帰還した日系人のハシモト(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)と友だちになること、ということを付け加える・・・

というハナシで、少年の目を通して、戦闘場面を出さずに、銃後の戦争を描くという、なかなか上手く描くのは難しい題材の映画。

この映画の面白いところは、ペッパー少年が信じているものが、善行による神の御意ではなく、コミックブックのヒーロー&マジシャンのベン・イーグルの能力。
つまり、仮面ライダーやウルトラマンとかと同じレベルのパワー。
その上、件のコミックブックの映画化した際の主演者(ベン・チャップリン)が、ベン・イーグルとして映画とともに舞台での実演を行っており、その実演の舞台でペッパーが(なんらかのトリックにより)超能力を披歴することで、彼自身が超能力を持っていると信じるあたりが面白い。

ということで、この映画、通常の「リスト制覇もの(リストに書かれたことをやり遂げて、何らかの結果を得るというパターン)」に加えて、主人公が存在を信じている胡散臭い超能力で何らかの奇跡が達成するという、ミステリーでいうところのミスリード的な面白さがある。

と、そんな面白がってばかりいられないところもあるのが、この映画の良いところ。

興味深いのは、町で敵視されているハシモトの存在。
かつて『愛と哀しみの旅路』で描かれた第二次大戦下の日系人の境遇。
息子を真珠湾で殺されたひともいて、日系人への憎しみが渦巻く中で、トム・ウィルキンソン演じる司祭のように理解者もいたあたりは、なかなか興味深い。
また、ペッパーとハシモトが友情を育んでいくのも、疎外者という共通点がふたりにあることもわかりやすい。

もうひとつは、タイトルにある原爆としてのリトル・ボーイ。
政府から戦争が終結されれば捕虜も帰還すると知らされたペッパーが、毎日毎日、日本の方角に向かって戦争終結の念を送り、それが、広島の原爆投下と重なっていくというもの。
新聞の見出しに書かれた「リトルボーイ、未知の力を発揮」の文字が勇ましくも、痛ましい。
そして、戦争は終結するも、父親は帰還しない・・・といったあたりの語り口の上手さは、ちょっと舌を巻きました。
その後どうなったかは・・・書かないでおくとする。

監督はメキシコ出身のアレハンドロ・モンテベルデ。
これが長編2作目らしいが、覚えておきたい監督である。

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りゃんひさ

5.0役者が良い

2016年9月16日
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ストーリーが良い!監督が良い!そして感動を呼ぶ。
大人のメルヘン あーめん (^-^)/

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ジェームス

5.0名作

2016年9月14日
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映像が明るくて、少年を始め、出演者の衣装がオシャレなので、ポップで軽い感じもするんだけど、クライマックスに近づくにつれ、出演者の演技に胸を震わせました。

お母さんが途中から、星飛雄馬のお姉さんかと思うくらい健気で、もらい泣きした。

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しげ

5.0とても良い

2016年9月10日
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涙腺が壊れたのかと思うくらい涙が出ました。
小さなボクが経験するには大きすぎることだけど好きな人のためにはどんなこたもできるんだろうなあ…

またいい映画をヒューマントラストさんで見ました。

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りんこ

4.5悲惨な状況でも明るく素直に生きる少年

2016年9月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

アメリカ映画ではあるが、メキシコの監督Alejandro Monteverde(アレハンドロ・モンテヴェルデ 39歳)の演出で、第二次大戦の末期を冷めた観点で映している。往々にしてナショナリズムやヒーロー物語に陥るハリウッドのお手軽B級映画とは一線を画す傑作だ。
西海岸の小さな町オヘアが舞台だ。世界中のいたるところの街と同じように、この町にも貧富の差があり、人種差別があり、いじめがある。体の小さな主人公はその理由だけで苛めの対象になっている。明るい性格の父は息子が小さくてもそのうち大きくなると楽観的だ。息子の小さな変化や成長を喜び、息子を勇気づける。だから息子はいじめに遭ってもひねくれたりいじけたりすることがない。この設定はとても大事で、素直に世界を観る少年の視点が映画を支えている。この小さな町にも戦争の風が吹き、人々はナショナリズムと差別主義に踊らされている。戦争下での愛を説くのはひとりの司祭だけだ。
その司祭の親友が、海岸の家にひとり暮らす日本人のハシモト。やはり差別を受け、暴力を受けるが、復讐などすることなく、毅然と生きている。偶然がいくつか起こって物語が進むのと同時に、少年はハシモトとの交流を通じて世界のありようを少し理解する。そして少し成長する。

配給元の東京テアトルがポスターに「小さな町に起きた奇跡の物語」という謳い文句をつけてしまったおかげで、映画の印象が軽いものになってしまったが、戦争、原爆、人種差別、貧困、いじめ、国家主義、宗教など、現在のアメリカが未だに抱えつづける諸問題を見事に盛り込んでいる。
それでも批判的な映画ではない。厳しい環境の中で素直に生きる少年と、前向きで優しくて明るい父親、それに8歳の少年の意思を尊重し、おおらかに包み込む愛情深い母親。誰にも平等に対等に接する毅然としたハシモト。それぞれの生き方がとても愛しく思える映画なのだ。

広島に落とされた原爆のニックネームがLittle Boy、長崎のはFat Manだ。日本でLittle Boyが爆発したニュースに対する町の人々の反応が、遠く離れた極東の国での戦争に対する一般的なアメリカ人の心情を表している。直後に爆発後の悲惨な映像が映され、その対比に胸が痛くなる。

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耶馬英彦

4.5子供の一途な気持ちにグッとくる。

2016年9月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

戦争から帰ってきてほしいダディのためにただひたすら聖書の教えを実行する子供の純粋な姿にグッとくる。不可能と思って何もしなければ何もかわらない。ダメとわかっていても突き進めば周りも巻きこんでいつかは変わるかも。
こんなひたすらな姿に戦争の悲しさも交えながら爽やかに見させてくれる作品でした。

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peanuts

5.0何度でも見たい

2016年9月4日
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泣ける

笑える

悲しい

とにかく主人公の愛らしさが神懸かってる。
ジャップハシモトとの心の交流、
戦時中のハシモトの立場。
父親を思う健気さに涙が出る。
映像が可愛く音楽が暖かくてCD 出して欲しいくらいに気に入った。
何度も見たい作品。

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容子