「むしろ反核、、、?」リトル・ボーイ 小さなボクと戦争 あーちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
むしろ反核、、、?
戦争を題材に扱った映画というのは、どうしてもそれぞれの国の人たちによって見方というのは変わってきます。
主人公のペッパーは体が小さいことから「リトルボーイ」と呼ばれていた。戦争に行ってしまったパパを帰ってこさせるために戦争を終わらせたいと思うペッパー。そこに飛び込む記事。米国が核ミサイル、通称「リトルボーイ」を放ったというもの。自分の思いが届いた!と一喜するペッパーであったが、その後リトルボーイによる広島の映像を観てショックを受ける。
アメリカには、広島、長崎への核ミサイル投下を正当化する人たちも多くいると思います。なのでこの描写が出てきた時、あぁこの映画もそういう感じなのか、、、と心の中で思ったのですが、その後の演出のおかげか嫌な感じは受けませんでした。むしろ私は反核の意識を感じました。日本人が作った映画ではないのにそれはすごいことだと思います。
あと、お母さんやお兄ちゃんが良い味出してる!観て損はないと思います。
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