彼女と彼女の猫 Everything Flowsのレビュー・感想・評価
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吾輩は猫である 名前はダル
監督は『神在月のこども』でクリエーション監督を務めた坂本一也 脚本は『詩季織々』の永川成基 猫目線の飼い主の若い女性の話 原作は新海誠監督 モノクロのショートアニメ 5分くらいの自主制作 猫の絵が下手くそ 久米田康治より酷い 語り部が黒猫ダルなのだがおじいちゃん猫のわりに声が若いのは僕としてはどうしても気に食わなかった 若いといっても当時40くらいのおじさんだけど 極端な話だが緒方賢一ならまだしっくりきたかもしれない ダルは美優にしか懐かない 知歌に頭を撫でられたら露骨に不機嫌になる バラエティー番組で堂本光一にいじられたときの深田恭子のように 声の配役 母が再婚しやすいように別々に暮らすため知歌とルームシェアでアパート暮らしを始めた就活中の短大生の美優に花澤香菜 美優と知歌が友達になるきっかけを作りアパートでも同居することになった10歳の黒猫のオスのダルに浅沼晋太郎 美優とは小学生の頃からの親友で2人でルームシェアしていたがアパートを出て彼氏と一緒に暮らし始める知歌に矢作紗友里 小学生の頃の美優のために黒猫を自宅に連れてきた美優の母親に平松晶子
新海誠の原点であり、原石である作品
誰の日常の中にも静かに存在する苦しみや葛藤、 心の琴線に触れるような繊細な心情描写が美しい。 エンドロールで新海誠が原作と知って、正直驚いた。 この作品作れたなら、なんで今あんな作風になっちゃったのかなぁ。 磨けば輝かしく光る原石の磨き方を間違ってできたのが今の新海誠監督のように感じた。 2011年のアニメージュに掲載されていた新海誠へのインタビュー記事を読んでみたら、 「間口を広げる」という表現やこれまでのやり方とは異なるものを作るという文があった。 予算が下りる企画、「売れる」作品を意識していくうちに 『君の名は』や『天気の子』そして『すずめの戸締り』へと変化していったのだろうか。 近年の作品を観ている人は、ぜひこちらの作品も観てもらいたい。 また、原作となった新海誠監督の作品は、YouTubeで公式に公開されているので、それもオススメ。
ちなみに私、犬派ですけどね
一日中部屋の中に置き去りにされている猫なんて 不幸だと思ってた 外にいれば広い広い場所を自由に歩き走り回れるから しかし、それは彼女の猫の本当の気持ちをわからない私の気持ち 彼女の猫は、その部屋の中が全てでそこが彼女の猫の世界なのだとしたら 彼女の猫は、とても幸せな場所で幸せな時を過ごしていたんじゃないだろうか 彼女の猫のように私も待つことは嫌いではない 映画が始まる前、遠足の前、山に行く前、電車やバスに乗る前、ランチの席が空く前、待ち合わせの前 どれも何かが始まる期待でワクワクしている そしてその時が来た瞬間、幸せに包まれる とても心地のいい時間
ネコ目線の感情と人間のリアルな生活感
アマプラでたまたま観ました。 30分程度の作品でしたが、就活に苦悩する主人公のリアルな感じとかその感情を受け取るネコの感情など純粋に話が入ってくるのが良かったです。 原作が新海誠だったのは知りませんでした。
【独りで生きる、女性の寂しさを癒す猫ダルの、女性を想う優しきモノローグが印象的な作品。】
ー ”彼女の痛みを僕はどうする事も出来ない・・。けれど、僕は彼女を見守り、癒す事で、彼女を支えるのだ。小さかった僕を拾ってくれた彼女のために。- <小品だが、優しさ溢れる作品。絵柄も美しき也。>
新海監督(原作者)の花澤香菜さん好きは、ガチ。。。
でも?それは悪く言ってるんでなくてね。 監督さんや脚本家さんごとに、句読点になるような役者さんや声優さんが居て然るべき、に思うンすよね。 三十分(テレビ版四話とスペシャル映像を繋いで)のアニメーション。 新海監督作品全般に言える事だけど、相変わらずの映像美! ちなみに、コチラは坂本監督作品で、新海監督は原作ね?原作! ーーー 作品は、物憂げな感じ?アンニュイな感じ?から始まる。 もしかして、このまんま→どん暗い感じで結んだらどうしよう?と思ったけど、危なかった。 そうはならなかった(けど、ハッピーエンドか?て言うと?どうなんだ!)。 動物モノの作品てのは、ズルいですよね。・゜・(ノД`)・゜・。♡ にゃんこ飼いたくなる度】(*ΦωΦ)m⑤ ーーー 武漢ウイルス武漢肺炎の兼ね合いで、公開が遅れるかもだけど? 新海監督、新作の『竜とそばかすの姫』楽しみにしてますよ(`_´)ゞ
猫はそんなに考えてない
タイトルにもあるけど、猫そんなに考えてないよ。 猫飼ってるけど私に擦り寄って、かわいいなぁて何考えてるのかなぁて思ってふと猫の餌皿を目にした時のわかりやすさ。 猫なんてエゴのマリモみたいなもので、こんな老成して詩人きどりの猫なんていないのにゃ。
もっとタップリ描いて欲しい
「君の名は。」で感動し鑑賞した4作目。もう少しタップリ描いて欲しかったに尽きる。さらに夏目漱石作品のように猫が多弁であってもよいのかな。猫と人間の間には犬と同様に不思議な愛情関係があるので、もっともっと面白い絵を描いて欲しかった。もともと短いであろう白黒のフィルムを30分にリニューアルしたらしいので、さらに1時間くらいにしてエピソードや絵を追加して欲しい希望があるのだけど。
新海誠作品の鑑賞中
黒猫ダルと彼女の物語。 これまた短編集です。 彼女とダルの何気ない日々を追っていく。家庭のことや日々の事など。 猫と彼女の目線から描いています。 優しい作品です。 ほんわかします。
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