「その女諜報員、B級」その女諜報員 アレックス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
その女諜報員、B級
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『007 慰めの報酬』のボンドガールで脚光を浴びてから、『スパイ・レジェンド』『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』などスパイ映画への出演が多いオルガ・キュリレンコ。
そんな彼女が元CIAエージェント、再びスパイに扮したアクション!
…と言えば聞こえはよく、オルガも奮闘しているが、他愛ないB級…。
元恋人のケヴィンの銀行強盗に参加したアレックス。
その直後、ケヴィンは謎の襲撃者たちに襲われ、拷問されるも近くに隠れていたアレックスの事は口を割らず、殺される。
襲撃者たちは大物議員の配下の者で、盗んだ中に紛れていたUSBメモリーを探していた。
やがてアレックスの存在が襲撃者たちバレ、最初の見せ場の攻防…なのだが、
何かここがアクションもサスペンスもチープで…。ドアの押し合いには失笑すら…。
こんな生温いアクションが続くの…? オルガ・キュリレンコは元よりモーガン・フリーマンもステレオタイプな黒幕でよく出たわ…。
しかし、少し持ち直してくる。
襲撃者たちはケヴィンの妻子を狙う。
アレックスとケヴィンの妻は訳ありなのだが、守ろうとする。
幼い子供にも容赦ない襲撃者のリーダー、ワシントン。
アレックスも彼らに捕まり、拷問。
この拷問がなかなかエグい…。ジェームズ・ビュアフォイが憎々しい。
足を潰され、絶体絶命。
が、全てはアレックスの作戦だった。反撃!
その世界では知られた存在。
絶体絶命の危機でも事態を好転へ。
まだ敵全てを倒した訳じゃない。
彼女は諦めない。
その名は、女諜報員アレックス!
…ま、続報は無いけど。
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