「ちょっと、いろんなもの省きすぎ」その女諜報員 アレックス にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと、いろんなもの省きすぎ
場面や登場人物をセリフで説明するのは
野暮だけど、この映画は説明がなさすぎた。
いや、全体としては悪くないんだけどね。
残念なのが省いたわりにテンポがよくないとこ。
予備知識全くゼロで見始めたので、
銀行強盗モノかと思ったらそうじゃないし。
仲間割れするし、んで、その仲間はどういう仲間なの?
急に出てきた敵たちと議員はどういう対立?
一番わからんのがジェシカという女の立ち位置。
分からん×分からん=分からん。
あと、地理的な距離感も分かりづらい。
ホテルから徒歩で逃げたのに、
銀行強盗の仲間のアジトだったり。
そんな近くに住んでたの?
電話してたかと思うと、先回りしてたり、
すでに敵のアジトに潜んでいたり。
移動シーンは冗長に見えるかもしれないが、
やはり重要なんだと、改めて分かった。
いろんな要素省いて短くしたのに、
ワシントン君の講釈が長くてだるい。
飽きちゃったよ。しかも、万力で足をつぶす
拷問になんか意味あったの?
という、見せ場の的を絞れない映画でした。
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