アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちのレビュー・感想・評価
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最後のどんでん返しで
最後の、どんでん返しでかろうじて時間の無駄にならずに済みました。何回か観るの断念しそうになったけども。
サイコサスペンスっていうから、そういう世界観を期待したら、コメディかってくらい間抜けなタッチで物語が進んでいき、映像と音楽の感じも、趣味じゃなかった。
展開も単調で、終始緊張感のかけらもなく、この作品はサスペンスでいいのかって感じでした。
ただ、最後のまさかの主人公が精神疾患の患者だった展開はよかった。
でもなー、マイケルケイン見たさにこの作品選んだところもあったので、この扱いはなー。
ただのアホなイカれたドクターじゃん!
マイケルケインの役所が残念過ぎました。
ブレンダン・グリーソン祭りーその4
初っ端から登場して、テンション上がったもののそのあと全然出てこない…。そしてラストで。
原作未読だが、まんまとしてやられた。マイケル・ケインとベン・キングズレーの方に釣られた。
クリスマスにニューゲート(スタージェス)が会ったのはサイラス・ラ...
クリスマスにニューゲート(スタージェス)が会ったのはサイラス・ラム院長(ベン・キングズレー)と警備員のミッキー・フィン(シューリス)。ニューゲートを弟子のように教育しようとするラムであったが、ニューゲートが牢獄を見つけてからは警戒するようになる。本当の院長であるというソルト(マイケル・ケイン)や看護師たち。病院を乗っ取られたと訴えるのだが、フィンの監視が厳しく難しかった。
こっそり彼らに食事を与えたりして様子を見ながら、精神科医師の修行を続けるニューゲート。何度もイライザに一緒に逃げようと申し出るが、町から遠く離れた山の中にある病院だけにそれも難しい。監獄から脱走した2人は死んでしまい、1900年の新年を迎える日に行動を開始するニューゲート。ラムはもともと軍医だったというが、彼もまた精神を患っていたのだ。シャンペンに薬を入れるところをフィンに見つかり格闘に。そして、結局は失敗するニューゲートは拘束され狂人と化す電気療法を受けるハメに・・・
イライザの助力で何とか助かったニューゲート。そしてイライザを退院させ、2人で逃亡するのだったが・・・実はニューゲートも精神病患者であり、名前を勝手に使っていただけ。このどんでん返しが気持ちいい。不気味だけど。
面白い
地下牢の人々は本当に病院勤務者なのか?誰が異常なのか?誰が本当のことを言ってるのか。常に疑心暗鬼になる映画でした。
本物医院長だけど非道な治療(時代が時代だからしょうがない部分もあるけど)をするソルトと、偽物医院長だけどに患者にそれなりの自由と尊厳(実際患者はイキイキして楽しそう)を与えたラム。
正直誰が正義なのか悪なのかわからない
最後の主人公が実は精神異常者だったってオチは別にいらなかったんじゃね?
ただのサイコパススリラーではない?!
本作品はジム・スタージェスを主人公として描かれているが、私的にはパッケージの4人それぞれが主人公であると感じる。それぞれの人物の過去の出来事が上手く劇中にちりばめられており、ストーリーの繋ぎがとても綺麗である。
サイコパススリラーとは言え、その裏に隠された人間の罪や愚かさから込み上げる羞恥心を描いている点が大変素晴らしい。
でもやはり、サスペンス映画なだけ最初のシーンから最後のシーンまで見逃せない。
闇を照らす光
人には誰しも忘れたい過去と、忘れたくない想いがある。
ある者はそこに恐怖の芽を植え、またある者はそこに希望の芽を植える…
本作に出てくる精神病患者も人間として扱われることを望んでいるように見えた。彼らにとっての幸せは何なのかは分からないが、心に傷を負っている者にとって自由に扱われることは何より幸せなことのように思う。
ミステリー的な要素を追いながら観ていなかっただけにラストの展開には少し驚いたが、仮に彼が病気だとしても現代で普通に暮らしていけるような感じがした。
精神病院の医者と患者
精神病院に新しい医者がやってくる。
院長(ベン・キングズレー)が応対するが、患者は多いのに他に医者はいないようで看護婦もなんかおかしい。
患者に美しい上品な女性(ケイト・ベッキンセール)がいて、新任医師は心を奪われる。
スリラーの定石で、ケイト・ベッキンセールの美しさがすべて。
面白い
なかなか見ごたえのある作品だった。
アサイラム=精神薄弱者などの保護施設の意味。
精神的な病を持っている人のことは、普通に生活しているとあまり考えないところ。
人を殺してしまったり、家族などに耐え難い不幸が起きたり、人によって様々だが、過去のトラウマなどが原因で頭のネジが抜けてしまっているような状態になっている人たちがたくさん出てきていた。
専門家でもなんでもない素人なので、どのような治療法があるのかは全くもってわからないが、思考が猟奇的な方向に向かってしまったりするケースも多いとすれば犯罪性が高く、とても大変なことだと思う。そういう意味でいろいろ考えさせられた。
最後まで展開が読めないところも見ている者を飽きさせない配慮が見られる。話に小さな伏線はないが、テンポよく、時には不安になりながら進んでいく感じは、こういうのが好きな人にはたまらないのかも?
思わず膝を打った佳作
人里を離れ、門の奥に姿を見せる19世紀末の精神病院。
そこに君臨する王たろうとする二人の名優の存在感。
非人道的な処置を施してきた精神科医療の歴史が背景にあり、患者と健常者との境界線の曖昧さや対照的な治療法の狭間で見事に揺さぶられた。
それぞれや病院の「正体」は比較的すぐに明かされるが、そこから単に観客を騙すのではなくその先に踏み込んでいく様に惹き付けられる。
主人公エドワードも人間味ある“研修医”として共感を呼ぶ。
J.スタージェスは勿論、K.ベッキンセールやB.キングズレーら豪勢キャストも見応えがある。
一捻りあって迎える着地点も粋だ。
精神病院を舞台にした異色サイコミステリー。
「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」字幕版 DVDで鑑賞。
〈あらすじ〉
何か様子がおかしい精神病院を舞台に、一人の医師がやがて恐ろしい秘密を知り、巻き込まれる物語。
◎良かった所
・精神病院の雰囲気が怖い。
・ミステリー要素がてんこ盛り。話のテンポはやや遅いですがこの先どうなるのか知りたくなる。
・ラスト5分に最大の秘密が明かされる。一気にバラバラだったピースが一つになる。
・エドワードが何気に強い。
◎気になった所
・エドワードの感情が読みづらい。
・フィンが少女をどうして殺した理由がちょっと分からなかった(^^;
・エドワードがシャンパンに毒薬を混入させて、ラム達が飲もうとした瞬間、生き埋めにされてたハズの悪面フィンが「シャンパンを飲むな!」と叫んだシーンがあまりにもタイミングが良すぎるw
~まとめ~
ん~普通でした。
でも、ラスト5分で意外な真実が明かされるので、ある意味どんでん返しでした!(^^)
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