エルサレム

劇場公開日:

  • 予告編を見る
エルサレム

解説

エルサレムを舞台に、恐ろしい災厄に見舞われる若者たちの恐怖を描いたPOVスリラー。休暇でイスラエルのエルサレムを訪れたサラとレイチェルは、道中で知り合った人類学者の青年ケビンと行動を共にすることに。現地の青年オマーも加わり観光を楽しむ彼らだったが、突如として異常事態が発生。地獄への扉が開かれ、身の毛もよだつ悪魔たちが続々と姿を現しはじめた。街中がパニックに陥る中、若者たちはどうにかエルサレムを脱出しようと奔走するが……。出演は「ザ・マッドネス 狂乱の森」のヤエル・グロブグラス、「フロントライン・ミッション」のヨン・トゥマルキン。イスラエルの新鋭ドロン&ヨアブ・パズ兄弟が監督・脚本を手がけた。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2016/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」(16年7月16日~8月19日)上映作品。

2015年製作/95分/イスラエル
原題または英題:Jeruzalem
配給:「エルサレム」上映委員会
劇場公開日:2016年7月26日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6

(C)2015 Paz Brothers/Epic Pictures Group. All Rights Reserved.

映画レビュー

2.5なるほどこんな感じか

2017年10月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

エルサレムの観光気分をスマートグラス目線で味わえる。しかし海外に行く時の注意点もしっかり描かれていた。バッグを盗まれたり、テロ攻撃ともとれる被害に遭ったり(実際はテロどころの話では無かったが)。綺麗な景色に酔いしれることができるが、そんなこんなで95分の本編で「それ」が起きるまでが長尺になっている。所々に伏線が散りばめられており楽しめるが(冒頭のゾンビゲームなど)、テンポが良いとは言えなかった。
そして、いざ贖罪日の夜に事が始まると街でのパニック描写が描かれるかと思いきや、そちらはほどほどに洞窟に入ってしまう。エルサレムの街並みでの終末感漂う戦慄の瞬間を期待していたが、洞窟に入ってクライマックスだったなら「エルサレム」である意味がないと思う。
作品の雰囲気や、不死者や堕天使、巨人の完成度もなかなか気に入ったが、ちょっと描きかたが足りなかったのではないか。巨人なんか遠くで歩いてるだけだし。せめて「進撃の巨人」的なシーンが欲しかった。スマートグラスをかけている主人公の女性だが、行動にイライラさせられる。無力というか、鈍いというか、とにかくウザい。
1回観れば十分だろう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Mina

3.0クリスチャンであるウチから観たこの作品

2017年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

難しい

 ウチはクリスチャンなんじゃけど、これはバリバリの宗教映画。それもウチら一神教3宗教から観てる。

 欧米の映画の多くが特にキリスト教を下地にしてる事が多い。

 例えば「イベント・ホライゾン」。あれは特に信仰心の強くない結婚式はキリスト教式や日本神道式・ドルイド教起源のハロウィンとキリスト教起源のクリスマスを楽しみ、生活には知らずに儒教が入り(男尊女卑やお盆)、葬儀や法事は仏教というのが多い日本人には「怖かった」「すごかった」で終わる映画だけど、クリスチャンのウチが観るとキリスト教的恐怖と教訓がビンビンの映画で、かなりの怖さだった。

 さて本作ですが、ユダヤ教的な要素が強いのか、クリスチャンノウチにもさっぱり(^^;)

 タルムードはユダヤ教の口述伝承を文章化する作業を反対を押し切ってやっちゃった教典で、多くのユダヤ教諸派も認めてない。しかし1回目観て謎が多かったので、聖書を調べてみた。キリスト教とイスラム教はユダヤ教から派生しているので、冒頭の「違う神を信仰する3宗教」という記述は間違いで「同じ神を信仰する3宗教」とすべき。

 という訳で、クリスチャンのウチの手には「旧約聖書」と「新約聖書」があるんじゃけど、「旧約聖書」はユダヤ教・イスラム教・キリスト教が教典としてるから、色々調べたり「新約聖書」も調べたけど、まるっきり謎。ウチの勉強不足なだけかもしれない。まだまだ稚拙なクリスチャンなもんで(^^;)

 という訳で2回目の鑑賞はただ楽しんで観た。悪くないと思う。結構ホラー大好きなウチの中でも楽しかった。いつかは行きたいイスラエルの絶景(ウチはエルサレムより第二都市のナザレに行きたい)も良い。観光気分になれるw

 大体、ホラーやSFやアクション含め、映画は細かい事を気にせず楽しんだもん勝ちじゃと思うてるから、そういう視点で観ると多くの作品が楽しくてしかたないw

 宗教観は当事者でもむずかしい。ただこの二言で終わろうと思う。

 「神の世界を我々の拙い脳で理解し得ると思うのは傲慢。故に理解を越えたものは受け入れる(別名:何でもあり)」www

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぬこもふ/赤の秘密結社w

2.0ゾンビのようなもの

2017年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

エルサレムに悪魔が舞い降りて、人間たちを殺して操る。
ゾンビと同じで、目新しさはないが、映像がハンディカメラからウエラブルPCの眼鏡になったのが新しい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン