「HIPなSTARじゃなかった!」ヒップスター だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
HIPなSTARじゃなかった!
ヒップスター見てきました。
ショートタームがかなりよかったので、その監督の前作ということで、楽しみにしていました。
京都に来る?来ない?来ないのね、とそわしていたら、
京都でもかかったので、公開からかなり遅れて映画館で見られました。
私はずっとHIPSTAR(Hip流行ってる・いけてる+Star有名人)だと思っていました。
ですが、HIPSTER(通・流行の先端を行く人)なんですね。
さっき半券を改めてみて気付きました。
なんなら、あれ誤植?とまで思ったのです。すみません。
そうか、そういう意味か、いけてる有名人にしては地味な、っつか
インディーズじゃんよと思ってたのですが、
インディーズのミュージック、アートシーンに於ける通人、てことなんですね。
へぇーーーーと言いながらボタンを連打したい気持ちです(ふるっ)。
映画内では、ブルックの三人のsisterは妹との字幕でしたが、
チラシや公式ホームページでは姉でした。
いや、どっちでもいいんですが、どっちやねんと。
統一しろやとおもいました。
ブルックがあの世を見ながらこの世にとどまる感じの人で、
それはどうやら母親の死が影響しているらしいです。
私は情が薄いのかもしれませんが、家族が今突然死んでも投げやりになる事はないでしょう。
悲しいし寂しいとおもうだろうけど、つつがなく過ごせると思います。
なので、ブルックが母に会いたいと泣く気持ちがわかるようで、
あまりわからないというか、誰もが突然いなくなりうることを
想像もせず来たのかとあきれる気持ちがあります。
幼稚だなと終始おもっていました。
元カノと元カノの今彼への悪態や、アフロの自称マネージャーへの
悪態など、幼稚だなーと。
お父さんとの確執は、ママの葬式ドタキャンしてオハイオからサンディエゴへ
トンズラしたことが原因なんでしょうか。
細かい事がかかれていなかったですが。
幼稚なブルックを突き放すつもりで見ていましたが、
散骨するための海辺で、お父さんと少し会話をしたところは
ポロリと涙が落ちました。
姉だか妹だかはかわいいですね。
代理教師ってどれくらいの収入があるんでしょうか。
現代っぽいのに、ブルックは携帯持ってないんでしょうか。
出てこなかったような。固定電話しかなかったような。
アフロ君が優しい子でした。
でも、彼の作るアートをいいとは思えない派です。