「笑えてなんだか温まる。ほんわかドタバタコメディ!!」東京ウィンドオーケストラ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
笑えてなんだか温まる。ほんわかドタバタコメディ!!
【賛否両論チェック】
賛:ひょんな勘違いから素人オーケストラを招いてしまった役場の職員が、なんとかそのまま乗り切ろうと奮闘するドタバタ劇が、笑いを誘う。主人公達のどこか憎めないキャラクターも魅力的。
否:展開はかなりゆったりとしているので、少し眠くなってしまうかも。
オーケストラの名前を間違えてしまう辺りは、どことなく「オケ老人!」を連想させる設定ですね(笑)。際どい勘違いから、全然違う素人オーケストラを呼んでしまった主人公が、絶体絶命のこのピンチをどう乗り切ろうとするのか、そのドタバタっぷりに、思わずクスッと笑ってしまいます。樋口さんのツッコミのような冷静な発言の数々が、かなり的確です(笑)。
同時に、〝有名オーケストラとして演奏する”という、一見すると絶対不可能な事件に巻き込まれた素人団員達の奮闘ぶりも、コミカルな中に熱いものも感じられて、ステキです。
雰囲気や展開はかなり静かで淡々としているので、惹かれないと眠くなってしまうかも知れませんが、屋久島を舞台に巻き起こるドタバタ劇の一部始終を、是非ご覧になってみて下さい。
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