Every Dayのレビュー・感想・評価
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特別な日
タイムループものを期待して観たのですが、途中からは幽霊もの?ともとらえつつ、想像してたのとはちょっと違ってた。生きているうちにしなければいけない毎日のこと。若い人に向けたメッセージのようにも思えるし、歳を取ると、なぜか懐かしい日々を思い出すような、そんな可愛らしいアルバムを見せてもらった気持ちになった。 弁当を中心にした小編を積み重ねて、最後には「死」の覚悟が重くのしかかってくる。職場の仲間たちが中心となるので、昏睡状態にある咲への想いと仲間の優しさが心に響く。ただ、離婚式なんて要らないし、皮肉のように思えて戸惑ってしまった。 そして、吉田さんが神様だってエピソードはとても良かった。飲んでる人たちがみんな本当に飲んでるようでビックリした。
ダラダラ続くEVERY DAYと特別なMONDAY
MONDAYはいつの月曜日なんだろう。 彼女が事故にあった次の日。ではないよね。 ある程度時間が経った月曜日? だとしたら三井のリアクションがおかしいね。 次の日だったら同僚のリアクションがおかしいね。 TUESDAY。 半信半疑なまま無駄に過ごす。 WEDNESDAY。 やっと二人の時間を取り戻そうとする。 「おかえり」に「ただいま」と返せない日常。 THURSDAY。 進もうとする生活と、思い出に変わりつつある彼女。 FRIDAY。 写真の中に彼女はいない。やっぱりオレの妄想か。 SATURDAY。 突き付けられる現実。やっと本音が伝えられた。 それと、「おかえり」って言ってあげないとな。 「ただいま」 「おかえり」 「ありがとう」 「おはよう」 「おやすみ」 そんなダラダラした毎日を大事にしよう。 と、思った。 そんな映画。 あと、音楽がとても良い。 あまりに良すぎて映画としてマイナス。
haruka nakamuraの世界が…。
男として主人公の三井という男がなぜモテるのか解らないが、世の中そういう事らしい…。 一般的にはとても寂しかったり、切なかったりするシチュエーションを無理ぐり笑いながら、痛い笑いで収めている。 大切な事は、当たり前。 当たり前という幸せはそこに…。 映画そのものの内容よりもharuka nakamuraが音楽監督を務めているというだけで、飛び付いた映画だ。是非とも音楽にも耳を傾けてもらいたい。
ささやかなひと時
手塚悟監督の長編デビュー作品 私ね、監督の次なる作品にクラウドファンデングで応援してんですよ 水曜どうでしょうの藤村Dが出るってだけでね でね、会合のページにこの作品を見つけて監督の作品を始めて見たんです もうね〜 泣いちゃってね 目のまわり腫れちゃってさ エンドロールでね、こいけけいこさんて名前に⁉︎って 俺この人知ってるぞと検索したらもうこの世にいないってのね、そしたらまた泣けてきてさ もう歳くうとダメなのさ、涙を止められないんさ 手塚監督の思いって言うのかね心に刺さるのよ、突き刺してくるの でもね痛くないのさ むしろ柔らかくってあったかくなってくるのさ 楽しみですね、若い監督のこれからの作品達を待ってます。
非リアルの中の ものすごいリアル感がすごい
実際こんな事があったら、ってないと思うのに、あったらこうなるよね、って、(ないんだろうけれど) そう思ってしまうくらいリアルに思える。 出だしの感じも、屋上での弁当バタバタも それを泣きながらトイレで食べる感じも、ものすごい好み。 現実を綺麗に描き過ぎない、というか、この場合、役者さんみんなが一般人に見える風貌(褒めています)なのも良かった。 ずっしりと心に残る、と言うより、ふわーっといつまでも残る 、みたいな映画だった。 見た事を人に言いたくなるような一本。
何かが足りない
ストーリーはよくあるファンタジーなのですが、役者の存在感有り、淡々としながらも巧妙な作りで、それなりに最後まで観きったのだが…。ラストは非常に良かったが、全体的に何かが足りない気がしてる。心に残らない…。それがなぜだか分からないだけに、惜しい。
毎日
良かった。 僕だったら双子オチにして全てを台無しにしたくなるくらい、悔しいくらい良かった。 この手の作品で描かれる非日常の中の日常がかなりリアルで繊細で、凄く切なかった。 特に、あの嘱託っぽいオッサンの描かれ方が異常なほどリアルで、一見本筋とは関係ないように見えて凄く重要な存在だった。 一つ文句があるとしたら、主人公が社内でそこそこ美人の人からモテまくってるというのが納得いかないことくらいか。 演出も凄く美しくて、特にラストのシーンには涙を禁じ得なかった。 これはハリウッドに見つかって巨額の資金でリメイクされてもおかしくないレベルの作品だ。 82
何も考えていなかった日々
彼女と何気なくだらだら過ごしてきた日々を振り返り、愛しさや感謝や喜び等を改めて想い出し噛みしめるファンタジー。 飄々として当たり前の日常の様な彼女の態度が話を明るく爽やかなものにしており、楽しくあたたかく切ない。 観終わって大切な人のことを考えてしまう良い作品。 軽い倦怠期の人はパートナーと一緒に是非!?w
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