太陽の塔のレビュー・感想・評価
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左寄りな映画
作品としては再現ドラマではなく、「岡本太郎の芸術とは何か」について2時間語られる思想の強いドキュメンタリー映画。序盤は大阪万博のテーマだった「平和と調和」からかけ離れた理念で制作した「太陽の塔」について芸術家や研究者が「岡本太郎」とはどんな人物だったのかについて語られた。しかし、中盤になると太陽の塔からは脱線し始める。岡本太郎の理念から専門家たちが戦後の日本の隷従化に警鐘を鳴らす懐疑的なコメント目立ち、終盤になると岡本太郎が原爆をモデルにして制作された作品「明日の神話」について、東日本大地震の映像を流し、なぜ日本は原発に依存するのかといきなり原発の話題になり、これが宇宙の話まで延ばされた。最終的に「太陽の塔」とは地球が何千年経っても残り続けて未来の人に疑問を抱かせるような作品だと思う、と結論づけ、幕を閉じた。
面白さや楽しさよりもなぜ太陽の塔で現代社会や原発の批判をするのかよく理解ができなかった。
太陽の塔をしらない、岡本太郎をしらない人向け。
前半は星5つ、後半は星1つ。
前半一時間は、太陽の塔の話しで面白かった。
後半は原発に話題が移って、南方熊楠さんや
チベット仏教(曼荼羅)に無理矢理こじつけたりで、
全く太陽の塔の話しでは無かったなあ。
中で出てくる若手のアーチストさんは
「表現の自由が!」とか言ってないで、
作品で、行動で示せば良いのに。
岡本太郎の著作を読んでいた方が、
多分この映画のインタビュー(感想)聞いているより、
ためになると思います。
ハルカスに太陽の塔展見に行くので予備知識にと思って見に行ったが、既知の内容と、
一部えらく左よりのインタビューの寄せ集めでした。
NHKスペシャルに毛の生えたレベルの映画でした。
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