空とぶギロチン

1975年製作/101分/香港
原題または英題:血滴子 The Flying Guillotine

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映画レビュー

3.5 香港版・抜け忍の忍者時代劇

2026年5月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

斬新

原題の「血滴子」とは講談などで清の雍正帝の諜報・暗殺のための秘密組織とも、その組織の暗殺兵器ともされるものだが、この映画では暗殺兵器のほう。紐だか鎖だかの付いた鉄の帽子みたいのを敵の頭に投げ、被さると内側から刃が飛び出して首をちょん切り、紐を引っ張って戻ってきたら帽子の中に首が!というびっくりどっきり兵器である。

ストーリーは、忠臣ばかり暗殺する任務に疑問を感じた主人公が組織を脱走し、雍正帝の命令で裏切り者を抹殺しようとする組織の追っ手との空とぶギロチン合戦が繰り広げられるというもの。観てるうちに既視感を感じてふと気づいたんだが、これは完全に日本の忍者時代劇のノリだ。主人公はさしづめ抜け忍。基本的には正統派の時代劇という感じで、なかなか面白い映画でした。

本作の血滴子=空とぶギロチンは観客にウケたらしく、パクり天国だった当時の香港&台湾では『片腕カンフー対空とぶギロチン』や『空飛ぶ十字剣』といった便乗パクり映画が作られている。本家本元の本作のほうも『続・空とぶギロチン 戦慄のダブル・ギロチン』(以上3作ともいずれも未見)という続編を製作。また2012年の『フライング・ギロチン』は本作のリブート映画である。

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