「他の方のレビューで「子供向け」との言葉をみましたが、その言葉が腑に落ちるような作品でした。」ひるね姫 知らないワタシの物語 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
他の方のレビューで「子供向け」との言葉をみましたが、その言葉が腑に落ちるような作品でした。
少女が、父親から託された謎のタブレットを巡る争いに巻き込まれる物語。
大したことのないストーリーを、夢の話を絡めて無駄にふくらました作品です。
メインストーリーは、亡き母親が書いた車の自動操縦のコードが入ったタブレットの争奪戦。現代劇としてみれば、法律論で決着がついてしまう問題でしかなく、何を右往左往しているのか意味が良く分かりません。
その意味が分からない部分を、夢の話で誤魔化しているように思えてなりません。
なぜココネが夢を観るのか?その夢が現実と係るのか?それが放置されてしまっているのも、その印象をより強くしてしまいます。
夢の話はなしにして、主人公の年齢を下げて、「母親探しの冒険」にしたら、それなりに面白い映画になったのかもしれませんが・・・
最後に声優さんの力不足感も半端ないです。高畑さんは好きな女優さんですが、流石に聞いていられないレベルでした。
当然、私的評価は極めて低くなりました。
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