くさいけど「愛してる」のレビュー・感想・評価
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想像してしまう面白さ
他人の身体的ウィークポイントをどれだけ受け入れることができるかというのを「臭い」で表現した作品
口臭というのは実に人を不快にさせるものだが、ある意味仕方のないことでもある。
腋臭などがいい例で、結構な割合でいると思う。
基本的にこの臭いというのは好きになれない条件として出されることはないが、一度でも経験してしまうと「絶対条件」に組み込まれるだろう。
この口臭を究極にデフォルメしたのがこの作品だが、その他が言うことないほど完璧なだけに、そんな些細なことを受け入れられない自分との葛藤に苦しむのは、物語として非常に面白かった。
人は誰でも無意識のうちにこのような線引きをしている。
同僚として、仲間として、友人として、恋人として、結婚相手として…。
そしてオチもまた面白かった。
口臭の後の脚のニオイ
これもまたあるあるかもしれない。
自分の出しているニオイは、自分では気が付かないことも多い。
男は「くさいけど愛している」と叫びながら、「愛しているけどくさい」と反転する。
どうしても受け入れられないことがよく現れていた。
本も映像も「ニオイ」は伝わらない。
しかし経験値から想像することができる。
この想像こそ、作品を鑑賞するうえで最も大きなことだと思う。
それをニオイで表現したのは良かった。
面白い作品だった。
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笑いの小ネタが満載
まあまあ面白かった
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短い中でもストーリーは、まあまあ面白かったかな。
そこそこ笑えるシーンも有りました。
ちょっと大げさにやり過ぎかなって気もしたけど。
この後どうなるのか想像させる様な終わり方も、良かったと思います。
あと、大阪城(?)近くのシーンは、景色も綺麗だなと思いました。
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