君と100回目の恋のレビュー・感想・評価
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君と100回恋するより、、、
シンガーソングライターのmiwaと坂口健太郎共演のラブストーリーで、タイムリープ要素加味。
ラブストーリー×タイムリープは好編多いのだけれど、これは、
スッゲーつまんね…。
先日見た「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」がどんなに秀作だったか。
タイムリープものとしてはそれなりに定石を踏まえている。
ヒロインの突然のタイムリープ。
想い人の驚きの秘密。
やり直して縮まっていく距離。
時間を繰り返してきた悲しい運命。
運命は、変えられるか…。
切ない点もあるにはあるが、どうもパッとしない。
ラブストーリーとしては完全に少女漫画レベル。
元気ハツラツヒロイン、クールな想い人、画に描いたような仲良しの友達…。
狙いすぎの胸キュンポイント。
これが少女漫画原作ならしょうがないが(しょうがない事もないが)、オリジナルでこれはキッツイ…。
男に媚び媚び&あざとい&ぶりっ子…と、今世の女性たちにモーレツに嫌われているというmiwa。
役柄か自然体か、本作での彼女は殊更それを感じてしまった。
でもそれ以上に、本作での演技の不味さ…。「マエストロ!」の時はもうちょっと良かった気がしたんだけど…??
女性が見れば坂口くんカッコイイ~!って感想になるんだろうけど、私ゃ男なので無反応。
曲はイイ。
miwaも容姿は好み。ご贔屓の真野恵里菜や太田莉菜ら女優陣もイイ。(真野恵里菜は助演で光ると言うか、彼女とmiwaに演技力の差気の毒なくらい有り過ぎ…)
ただそれだけ。
君と100回恋するより、ただ一回の死の間際の「愛してる」がどれだけ胸打つ事か。
切なくも愛おしい愛。2人を待つ哀しい運命とは。
【賛否両論チェック】
賛:王道の青春ドラマの世界観の中で、主人公達の背負う哀しすぎる運命が切なく描かれ、胸にこみ上げるものがある。
否:人間関係が単純すぎて、やや興ざめしそう。ストーリーも色々とツッコミどころがあるか。
底抜けの明るさを持ったヒロイン・葵海と、先走る彼女を寡黙に受け止める陸。そして2人を温かく見守る3人の仲間達。まるで絵に描いたような青春ドラマで、前半は観ていて思わずニヤニヤしてしまいます(笑)。
しかし後半は一転、葵海が背負う哀しい運命が明らかになり、その運命を変えようと奔走する陸の姿が、切なすぎて胸が痛みます。そんな彼らが最後に選ぶ道にも、悲しい中にもほのかな光が感じられるようです。
デートでは勿論のこと、1人で感動したい時にも、是非オススメです。
感動
ファンだけどmiwaが大根過ぎて辛い
miwaの演技が酷かった。マエストロはもう少しマシだったんだけど。
曲・歌は好きなんだけどなぁ、最近のテレビとかでの作った声色での話し方が苦手です。オールナイトニッポンやってた頃はもっとナチュラルな話し方で魅力的だったのに。
miwaの大根演技の陰で目立たないけど、映画としても内容が 薄く90分が適正。miwaにアイドル的要素を求める熱狂的ファン以外には苦痛な映画だった。
(主演女優と比べてしまうからかもしれないが、)坂口健太郎や真野恵里菜、竜星涼の演技は良かったと思う。特に真野恵里菜の演技には驚いた。
チョコレートのレコードは良いモチーフだったな。
最後のセリフ、食べられるわけないだろ!と突っ込みつつ、葵海らしくてキュンとするセリフだった。
意外と良かった。
ファンの方には申し訳ないですが、ミュージシャンのmiwaが主演で大丈夫なのかと、かなり心配でした。
でもストーリーと楽曲に興味を持ち、いざ映画館へ。
前半。予想的中、miwaがしゃべるたびにくすっと笑ってしまいました。
ただそれに慣れたのか、後半は自分でも気づかないくらいに号泣。
ライブで流れたあの曲の歌詞の一文一文が刺さりまくって、胸が苦しくなりました。
坂口健太郎さん、竜星涼さん、泉澤祐希さん、真野恵里菜さんはそれぞれキャラクターが表現されてて良かったです。特に坂口健太郎さん、泣きの演技につられてしまいます......
途中、真野恵里菜さんが主役だったらと思うこともありましたが、曲のシーンはmiwaを中心にまとまりがあって、素直に感動しました。
脇役でもやっぱり存在感があったのは堀内敦子さん、田辺誠一さんですね。若手とベテランの配役が絶妙でした。
思ってたより明るく前向きになれる映画
坂口健太郎&田辺誠一を観に。
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