「切なくも愛おしい愛。2人を待つ哀しい運命とは。」君と100回目の恋 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
切なくも愛おしい愛。2人を待つ哀しい運命とは。
【賛否両論チェック】
賛:王道の青春ドラマの世界観の中で、主人公達の背負う哀しすぎる運命が切なく描かれ、胸にこみ上げるものがある。
否:人間関係が単純すぎて、やや興ざめしそう。ストーリーも色々とツッコミどころがあるか。
底抜けの明るさを持ったヒロイン・葵海と、先走る彼女を寡黙に受け止める陸。そして2人を温かく見守る3人の仲間達。まるで絵に描いたような青春ドラマで、前半は観ていて思わずニヤニヤしてしまいます(笑)。
しかし後半は一転、葵海が背負う哀しい運命が明らかになり、その運命を変えようと奔走する陸の姿が、切なすぎて胸が痛みます。そんな彼らが最後に選ぶ道にも、悲しい中にもほのかな光が感じられるようです。
デートでは勿論のこと、1人で感動したい時にも、是非オススメです。
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