「【”バカをやるには、理由がある!”今作は恋人の治療費の為にドイツの麻薬王から運搬トラックごとコカインを奪った男のヴィン・ディーゼルもビックリのカーチェイスムービーである。】」アウトバーン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”バカをやるには、理由がある!”今作は恋人の治療費の為にドイツの麻薬王から運搬トラックごとコカインを奪った男のヴィン・ディーゼルもビックリのカーチェイスムービーである。】
ー ストーリーはムッチャシンプルである。恋人ジュリエット(フェリシティ・ジョーンズ)の肝臓移植の為に、一攫千金でジャンキー王のゲラン(ベン・キングズレー)から情報を貰い、友人マシアス(マーワン・ケンザリ)の助けを借り、ドイツの麻薬王ハーゲン・カール(アンソニー・ホプキンス)から運搬トラックごとコカインを奪った男ケイシー(ニコラス・ホルト)が、怒涛の如き追っ手から、ドイツのアウトバーンを名車を高速でブッ飛ばし、次々にオシャカにしながら逃げるお話である。-
◆感想
・荒唐無稽なストーリー展開ながらも、アンソニー・ホプキンス、ぶっ飛んだヤク中を演じたベン・キングズレー(「ガンジー」の人とはとても思えません・・。)の怪演が面白怖いのである。
・ニコラス・ホルト演じるケイシーも、”良くまあ、生きてんな!”と思ってしまったクラッシュシーンでも、大金の入ったアタッシュケースを手に這い出てくるしね。
・ケイシーが一芝居打った、トリックの冴えはナカナカ見事であり、ラストのフェリシティ・ジョーンズ演じる恋人ジュリエットとの笑顔のツーショットや、友人マシアスに対する贈り物のシーンも”そんなことあるかい!”と思いつつも、楽しんでしまった作品である。
<今作は恋人の治療費の為にドイツの麻薬王から運搬トラックごと、コカインを奪った男のヴィン・ディーゼルもビックリのカーチェイスムービーなのである。>
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