「バート・レイノルズと『グリース』」アウトバーン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
バート・レイノルズと『グリース』
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運命の女性と出会った自動車泥棒。足を洗うが、彼女は難病に侵されていた。治療費の為、一回限りの大仕事を請け負う。
雇い主のマフィアのボスが麻薬王のブツを狙う。運搬トラックから盗め。
純愛と危険な仕事の道(アウトバーン)を突っ走る青年を描いたカー・アクション。
他愛ないストーリーや設定だが、カー・アクションはそれなりに。『ワイルド・スピード』はちょっと意識しているだろう。
また犯罪の世界に戻ってしまうどうしようもない主人公だが、愛の為に奮闘する姿は愚かではない。
バート・レイノルズ…じゃなくて、ニコラス・ホルトが熱く。“ウォー・ボーイズ”が再び爆走させる。
フェリシティ・ジョーンズがキュート。
やはり存在感放つは、麻薬王=アンソニー・ホプキンスvsマフィアのボス=ベン・キングズレー。冷静沈着vsド派手な言動。冷酷vs下劣。このオスカー名優二人の顔合わせシーンはカー・アクションより迫力あったかも。
B級だが、意外な豪華キャストが見もの。
強大な力を持つ麻薬王に対するに司法取引は意外な手であったが、ハッピーエンドよりスカッとする終わりが見たかった。
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