「こんなタイトルなのにクソショボいカーアクションにゲンナリ、無駄に豪華なキャストの暴走演技だけが見もののヘッポコ映画」アウトバーン よねさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなタイトルなのにクソショボいカーアクションにゲンナリ、無駄に豪華なキャストの暴走演技だけが見もののヘッポコ映画
クリックして本文を読む
ドイツで悪党の片棒を担いで小銭を稼ぐチンピラアメリカ人のケイシーはバーテンダーで同じくアメリカ人のジュリエットと出会い、稼業から足を洗ってスクラップ工場に転職。同棲を始めた矢先にジュリエットが昏倒。彼女が腎臓に重大な疾患を抱えていることを知ったケイシーは、手術費を捻出する為かつてのボスに接触、大企業の社長が裏で営むコカイン売買に目をつけ輸送中のトラックごと強奪する計画に参加するが・・・。
アウトバーンを疾走する欧州の高級車は全て縦列駐車かガス欠でフェイドアウト、中古車ばかりがクラッシュするカーアクションも延べ3分程度と控え目で名優ベン・キングズレーとアンソニー・ホプキンスが繰り出す何らリミッターの効いてない怪演と1ミリも笑えないギャグで水増し。ケイシーがやたらとパート・レイノルズと呼ばれるという『トランザム7000』オマージュも全部欧州車では台無しで、そもそも『トランザム7000』はトラックを盗む話ではないので目も当てられない。見所も疾走感も爽快感もなく、最後のオチも後出しジャンケンと残念にも程があります。
コメントする