「怖すぎるミステリー?辿り着いた驚愕の真実とは。」心霊ドクターと消された記憶 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
怖すぎるミステリー?辿り着いた驚愕の真実とは。
【賛否両論チェック】
賛:死者達からのサインに気づき、自身が失っていた記憶を辿って、驚愕かつ戦慄の真実を知っていく主人公の姿に、思わずハラハラさせられる。
否:急に驚かせる演出が多いので、ホラーが苦手な人には不向き。設定にもやや無理があるか。
イメージとしては、ホラーとミステリーの中間といった感じでしょうか。壮絶な体験を機に、過去の記憶を忘れていた主人公が、その事件に関わった死者からのサインに気がつき、隠されていた真実に辿り着いていく様子は、恐怖の中にもミステリーのようなハラハラを感じさせてくれます。
ただ、記憶が忘れ去られていた経緯にはあまり触れられないので、「記憶探偵と鍵のかかった少女」のような痛快感は、あまりないのもまた事実。それでも予想外の真実には、驚かされること必至です。
演出はかなりホラーで、急に驚かされるホラー映画特有の場面も結構あります。なので、怖い映画が大丈夫な人にだけ、オススメしたい作品です。
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