LION ライオン 25年目のただいまのレビュー・感想・評価
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奇跡体験!アンビリーバボー
で紹介された実話らしいのですが見逃してしまい、知人の薦めもあり見に行くことにしました。関心が高いこともあり、ほぼ満席でした。
GoogleEarthは普段メモリ食ってしまうので使ってなかったのですが、この映画の距離感で納得。インド国内もだけど
インドとタスマニアもどんだけはなれてんねん。
ストーリーは、予定された展開だったので大したことはない物語だったので星2.5
最後にタイトルのLIONが主人公の名前サルー、日本語片仮名音表記でサリューが、英語のライオンの意味だったことになるほどと納得。
力作です!インドだからこその
良くも悪くもインドを堪能できる映画。今まで観たインドを舞台とした映画では一番泣けたかも。全体を通してテーマがシリアスで負の部分が訴えるものが大きく、ハッピーな気分で見終わるインド映画とはちょっと違い、込み上げる涙で見終えたのでした。エンディングで流れるインド語の歌とドキュメンタリーフィルム(写真)で泣ける、最後に明かされるタイトルの意味、心憎いラストだった!
最後にわかるタイトルの意味
プレミアムフライデーで、早い時間での鑑賞。
思ったより、入ってたのではないでしょうか。
幼い主人公を演じた子が本当に可愛くて、初っ端から掴まれました。
青年になってからもとても魅力的です。
途中から、ニコール キッドマン演じるママの気持ちにもなっていたような。
在り来たりのようですが、人は自分が何者かを確かめながら進んでいくんだなと、感じました。
迷子のまま25年間も過ごした主人公の、身体的、精神的不安は想像できません。
愛し、愛される人がいるって素晴らしい!
その大切さを教えてくれる作品だと思います。
素晴らしい!
終始泣きっぱなし。
結末を知っていてもここまで感動するとは思わなかった。
身近なGoogle Earthでこんなに素晴らしい実話が生まれていた事に感動。
LIONの意味が、サルーの本当の名前と知ってタイトルに納得出来た。
また観たい作品。
心の旅
♪あーだから今夜だけは~♪で始まる「心の旅」という歌がある。チューリップというバンドが歌っていた。何故か映画の途中でその歌を思い出した。
映画のタイトルや作品紹介からだと、ありがちなロードムービーのような、あるいはGoogleアースをはじめとしたIT技術の紹介みたいな映画かと先入観を抱く人もいるかもしれない。
しかし、さにあらず。作品を観ていくと、抱いていた先入観とのギャップが新しい感動を呼ぶ。これは、厳しい環境の中でも失われなかった愛の物語なのだ。
テーマはさらに人類の歴史にまで及ぶ。無自覚に産み出されるインドの子供たち。様々な理由で孤児となる彼らは時に幼児性愛の対象として人身売買され、多くは救われずに死んでゆく。インドだけではない。世界中のどこでも、同じことが起きている。今我々は子供を生むべきなのか。
人類のすべての不幸をその細い肩に背負って涙を流すニコル・キッドマンの演技は本当に素晴らしい。
主演のデヴ・パテルは「奇蹟がくれた数式」で天才数学者のラマヌジャンという難しい役を見事に演じていたが、本作品でも微妙な立場で育った子供の感情を上手く表情にしていて、幸福に秘められた悲しみの心に、感情移入せずにはいられない。
ルーニー・マーラは「ドラゴンタトゥーの女」が印象的だが、「キャロル」では名女優のケイト・ブランシェットに見劣りしない堂々とした演技に魅了された。この作品では悩む主人公に寄り添う、思慮深くて愛情に溢れる女性を好演。
現実の空間の移動も勿論旅に違いないが、心の中での移動も旅だ。そして、生まれてきてから今までの時間の経過も、やはり旅なのだ。言い古された決まり文句ではあるが、さもない日常を生きる我々には、人が皆旅人であり人生は旅そのものだという言葉に心を揺さぶられるものがある。
見ている最中に涙を流すことはないが、見終わってから思い出すひとつひとつのシーンに、言い知れぬ感動を覚える。この映画を観たことをいつまでも大切にしたいと思わせるような、味わい深い見事な作品である。
とても良かった
サルーの子ども時代がとにかく可愛い!「お兄ちゃんと一緒に仕事に行く」と言い張るあどけない5歳児。すごい国だなぁ。1980年代に…
インドには行ったことがない。憧れと恐怖を感じている彼の国に映像の中で見入ってしまった。貧しい農村と混沌とした都会。石を積む仕事っていったいなんだろう?
実話を元にしていると言う事が、なんとも心にこびりつき、最後までしこりのように残った。
自傷行為をしてしまう同じくインドから来た養子の弟がかわいそうでならなかった。
今、紛争の絶えない世界のあちらこちらで、悲惨な子ども時代を過ごしている子ども達は、実際数え切れない程いるのだろう。
あのオーストラリアの夫妻のような、計り知れない広い心と深い愛情を私も持ちたい。
なんて思った。
映画館でここまで涙したのは久しぶり
事前情報なしに観たいな〜くらいだったけど、これ観れて本当に良かった!
久しぶりに映画館で、身体を揺らしながら泣いた。
実話だけに、本当の意味でショックが大きいこともある。だけど、最後まで観たらこの実話を映画にしてくれて、ありがとうって思った。
この作品は、サルーのお兄さんの"死"にも意味が有ったのだと思わせてくれた。
現実を変えるのは簡単じゃないけど、この奇跡から教えてもらったことは大きい。
同時代のこと
虚飾なく描かれたのであろう,インドの孤児や国際養子縁組をめぐる厳しい実態に,胸をえぐられるような思いでスクリーンを見続けた。
実話に基づくストーリィは言うまでもなく,主人公の子役の演技も見応えがある名作である。また,良い意味で機を見るに敏な主人公は,リスク・コントロールという視点からも,大いに教訓的である。
ちなみに本作品の原作『25年目の「ただいま」/5歳で迷子になった僕と家族の物語』の版元が静山社というのも,なかなか頷ける。
幼いころ包まれていた温かな愛情を探して
本来歩むはずだった貧しい境遇からかけ離れて、自分自身だけが裕福で恵まれた環境を享受していると分かった時、どういう気持になるのだろうか。生き別れた家族に会いたいと思えたのは、貧しくとも兄、母の愛情に包まれて暮らしていたという温かな記憶が残っているから。生き別れた家族と、愛情を注いでくれる養父母との思いの間で揺れ動きながらも、自分のルーツに真摯に向き合う姿に好感が持てた。
泣ける映画
前半はまったりとした流れだけど、最終局面で一気に感動が加速する感じ。
最後の最後で、映画のタイトル『LION』の意味が分かって感動がさらに増すって感じ。
インド、オーストラリアの風景が綺麗だったなぁ。
インドという国
一人になってしまったわずか5才の子供を保護できない国。
迷子になって一人で乗り切っていく部分がこの映画の中で最も印象が強かった。日本では想像できない現実。
私が実際約25年前にインドに行った時の印象と重なる。
サルーは迷子になる前に母や兄からたくさんの確かな愛情をもらっていた記憶が新しかったから、養父母にもすぐに馴染めたのだと思う。
一方もう一人の養子はインドで相当な辛い目にあって酷い傷を受けていた(空港で初めてあった彼の頭はきずだらけだった)。その経験のために大人になっても自傷行為が続いたのだと思う。
サルーもふるさと探しにはまってからは何もできなくなってしまった。ルーツというのはそれだけ深く大切なものなのだと思った。
その点でこの2人には共通点がある。
Googleで家にたどり着いて、お母さんが生きていて良かったと思ったが、やはりお兄さんは亡くなっていた。
養母の「お母様にあわせてあげたい、立派になったあなたを」と言うセリフ。この映画の中で最も素晴らしく愛情あふれた言葉に感じて涙が出た。
インドは広く大きく深い国。外から批判しても仕方ないが。
もう少し何とかならないのかとは思う。
前半ドキドキ、後半感動
これが実話ベースとは恐れ入りました、特に前半は実話であることをスッカリ忘れてしまうぐらい、事実は小説よりも・・・な展開にハラハラドキドキさせられました、そして最後は思いっ切り感動させてもらいましたよ、いやぁ~素晴らしい作品でしたね。
正直これが実話じゃなかったとしたら、そううまくいくかな?と、若干懐疑的な気持ちも働いたと思うのですが、ご本人が登場したラストの映像がとても説得力があって、ホント心持っていかれたなぁ。
古き良き時代もいいですが、時代の進化も捨てたもんじゃないですね、Google Earth万歳です、予告編はGoogleの宣伝臭たっぷりで鼻につきましたけど、見てみるとそんなことどうでもいいと思わされるぐらい、感動が詰まった映画でホント素晴らしかったと思いました!
しかし改めてインドは広いんだなと、まずそんなところから驚かされてしまいましたね。
多様な言語に多様な人種が暮らす国、ひとたび迷子になったらホント一大事だ、貧富の格差も激しそう、今でも年間8万人が迷子になると言う事実も、まあそれぞれ事情が違うとは言え、あれを見ていると妙に納得。
まあとにかく、主人公サルーが迷子になり養子に出るまでを描いた前半だけでも見応えたっぷりでしたね、と言うかこんなに前半が長いとはビックリ、でも全然長さを感じさせず見る者を釘付けにするその脚本・演出力には恐れ入りました、サルー少年を演じたサニー・パワールの圧倒的な存在感・演技力もお見事の一言、危機回避能力の高さ、溢れ出る生命力も、彼の演技力から違和感なく見れましたよ、青年期を演じたデブ・パテルよりもむしろ印象に残りました。
それからニコール・キッドマンが演じた養母の無償の愛にも心打たれました。
終盤に語られた養子を迎える理由が何とも素晴らしすぎて、頭が下がる思いで一杯です、揺れるサルー青年の心を温かく包み込む、揺ぎ無い信念にも感動しました、ニコールもこんな役が嵌る歳になったんですねぇ。
それともう一人の養子がなかなか溶け込めずにいたのも、実話らしいリアル感だったなと・・・。
少々難点としては、ルーニー・マーラが演じたサルーの彼女の話が、何か微妙に中途半端だったようで、ちょっと勿体なかったかなと、せっかくルーニーを起用したから扱いを大きくしたのだろうけど、こんな中途半端ならもっと端折って他を掘り下げた方が映画的にはまだ良かったような気がしました、けど・・・ルーニーが出ていたから見たいと思ったのもまた事実ではあるんですけどね。
でもそれ以外は基本素晴らしい映画でした、揚げ菓子のシーンとか、本当にグッと来たなぁ、最後にタイトルのライオンの意味が分かる構成も心憎い演出で唸らされましたよ、ホント見て良かったと素直に思えた作品でした。
子役のサルーだけでも観る価値あり
世界の途上国や貧困国の悲哀に心が痛みます。Google earthのサービスがサルーを25年振りの故郷へ導いてくれたのは裕福な養父母の無償の愛に感謝しなければならない。
これが実話なんて。
行き別れた兄のグドゥのサルーへの想いが哀しい。
ラストの真実に驚愕ですね。
いい映画でした。
やられた、いい映画だった
母をたずねて三千里くらいのストーリーだと思ってたけど
いい意味で裏切られた
もの凄いいい映画
考えさせられることがいっぱいあった
シーアの曲をさっそく購入
作品としての出来が素晴らしい
感動に水を指す某ボッタクリ寄付団代
インドは日本みたいに子供を大切にしてないんだな。物乞いの子供が多いからなのか、汚いかっこで路傍に佇んでいてもほとんどの大人がスルー。
でも本当にいい夫婦に養子にしてもらって運が良かった。普通以上にいい人生を送れんじゃないかな?本当の家族と離れたこと以外は。
そしてラストに登場人物の本人の画像が出て、その中にサルーの実母と里親の母が抱き合ってる写真があった。二人共会いたくて仕方なかった様子。お互い感謝の気持ちなんだろうね。そんな感動的な写真が次々と見せられて、胸が熱くなっているところに、「子供たちに支援を」という、都内一等地高輪に凄い自社ビルを持ち、寄付金の25%を自分たちの利益にし、その会計も不明な某寄付団体、日本ユ偽フのメッセージが入ります。これは恐らく日本版だけに入っているものと思われます。 日本ユ偽フの名前を見た時はまさか!?という気持ちでした。 日本ユ偽フはこの映画を日本で公開するにあたり、寄付金を使って支援したようですが、あのメッセージを見させられたこっちは、金を払って 日本ユ偽フのPR映画を見させられたような気分になりました。何とも無粋な事をしてくれたもんです。 日本ユ偽フが嫌いな人は気をつけて下さい、本当に嫌な気分になりますよ。
そして、行方不明になる直前まで一緒にいたサルーのお兄ちゃんは、サルーが行方不明になった日に列車に轢かれて亡くなったそうです。責任を感じて線路の周りを必死に捜しているうちに事故になったんだろうな、かわいそうに。
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