「これ絶対監督男やろ。と思ったら」ネオン・デーモン トマトマ子さんの映画レビュー(感想・評価)
これ絶対監督男やろ。と思ったら
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案の定男やった。全裸で撮影とか、下着だらけのオーディションとか、レズのレイプ未遂シーンとか、男の願望の具現化やんけ!とツッコミながら観てしまった。
とは言え、女同士の嫉妬とか格差とかの描き方が的確でエゲツないなと思った。そうやねん、女同士は表面上仲良くするために、イヤミに聞こえないようにイヤミ言うねん!ようわかってる!
3人の女たちの絶望感を理解させるためにジェシーがいかに特別なのかを描くのは必須だったとは思うけど、撮影とかランウェイでジェシーが輝くシーンがかなり冗長でさすがに長すぎ。エルファニングが可愛いのは一瞬でわかるから、あのへんを端折って90分ぐらいにまとめて欲しかった。
最後はエルファニング大優勝祭りで終わるかと思いきや、まさかのグリーンインフェルノ展開で大いに焦る。しかし身体が順応しなかった2人は流血して死亡。ジェシーを体内に取り込んだ1人だけが大優勝エンド。これはさすがに予想外で、中盤だらけた分のガッカリ感を大いに取り戻した。
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