「惜しい」ネオン・デーモン なまこさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
個人の内面などほったらかしに、ただただ外見の美しさを求める女たちの争い。
圧倒的な天然の美しさを持つ主人公と、それに惹かれる男たち、妬む女たち。
ストーリーとしては面白いはずなのに、どこかPVを見ているような印象を抱いてしまうのがなんとも残念な映画だった。
この素材、ストーリーならばもっとハラハラするような映画であってもおかしくはないように思うのに……どういうわけか全体的に平坦。
あとに残るものがほとんどない。
演出?が私には合わなかったのかな?と思う。
妙にキメキメ抽象的なPV的演出を減らし、もっとサスペンス寄りに仕上げてくれたら、多分すごく好きになれた映画だったと思う。
思うからこそ、非常に残念。
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