「でも、良かったですよ。」ネオン・デーモン 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
でも、良かったですよ。
深い洞察力や審美眼に溢れた皆様のレビューに触れたあとなので、ものすごく恥ずかしいのですが、正直に言いますね。
ずーっと、ダコタ・ファニングは今どうしているのだろう、持って生まれた非の打ち所のない美しさ、という意味では、彼女の方が適役だったかも(もう大人になってるから、実際には無理ですけど)、という思いが頭を離れませんでした。
で、メイクさんとの絡みやラストのあのシーンのあたりではマルホランド・ドライブとブルーベルベットがダブってしまい、頭のなかでは、リンチ的な色んな場面が錯綜していました。あ、そういえば、シャイニングの一部も飛び入り参加してたかも(REDRUMとかいう口紅の話してましたっけ⁉︎我ながらなんと短絡的(^^;;)。
そんなこんなで、おぞましさみたいな感覚は全くなく、昔行ったことのある美術館で感じるような懐かしさと温もりに近い既視感を覚えました。
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