マダム・フローレンス！　夢見るふたりのレビュー・感想・評価

世間知らずでも、どう捉えられようとも、
実行することで感動する人たちがいることが答えなんだな、
と、知らされる映画ですね。
役者３名の演技も秀逸で、古いニューヨークの当時も誇張せずに描かれていることも、ストーリーとは別に素晴らしいと思いました。

名優二人の演技力が光る作品ではある。

主役三人の演技が素晴らしい！
メリル・ストリープの世間知らずのマダムも、ヒュー・グラントのゲスな旦那も、サイモンの受け身のピアニストも最高でした。

ダメな人ばっかりの話なんだけど、観ているうちに愛しくなってきて…

生きてて思った通りになることなんて、ほとんどないもの。自分の期待通りに愛されることも評価されることも、なくって普通。期待とは違う形でも、大切に思ってくれる人達と過ごせるのは幸せなことですよね。

音痴な歌を聞きながら、笑いながら泣いたので、息継ぎができなくて苦しかったですw

メリル・ストリープの演技は、やっぱり素敵
本当は上手いからこそ、下手な演技ができる
ヒュー・グラントのダンスシーンかっこ良すぎ
サイモン・ベルバーグのピアノの腕前、素晴らしい、役者として今後が楽しみ
１９４４年の実話、第二次世界大戦の真っ只中
この時代のアメリカ映画を観るといつも思う事だけれど、あの華やかなドレス、豪華な食事、日本はモンペ、深刻な食糧不足の時、バスタブいっぱいのポテトサラダは作れなかったはず、そんな国と戦争していたとは…と、考えさせられた

映画館ではみんな笑ってたけど、自分は全然
笑えなかった。味のある歌い方だと思った。

笑ってる人って、ちゃんとカツラの伏線見てるの？？

多分言いたかったのは、周りがなんと言おうが
自分が良いと思ったことは信じる、これがとても
素敵だって事。
でも結果が伴っていないのが、見ていて辛い。
もうちょっと上手い見せ方があったのでは。

役者さんはみんなよかった。ヒューグラントも
上手かった。

関係者のみなさん、勝手言ってすみません。

ベテラン二人は文句なし。
サイモン・ヘルバーグ、いい存在感でよかった。
笑いあり涙ありで、最初から最後までひきこまれた。

もう、本当に楽しい映画だった。さすが！って感じのメリルストリープ。
ヒューグラントのダンスシーンがいい。

そして今回何より印象に残った、サイモンヘルバーグの演技と本当に弾いているピアノ。

最後は泣けた。

やっぱメリル・ストリープの演技は良い
本人は歌が上手いのに下手な演技であそこまでやり遂げるとは流石だなと思いました。

またサイモン・ヘルバークの演技を初めて見て
結構印象に残るものがあり
今後の作品が気になります。

作品自体は時代背景など説明が少ないと思いきや所々にどんどん入ってくる感じで
でもしっかり理解でき笑えて少しグッとくるシーンも多々ありました。
だんだん歌が上手く聞こえてきて面白かったです笑

笑っていいのか分からない。ほぼ冒頭のある描写がこの先の展開を予想してしまうので、いくら音痴で笑っていいシーンでも笑うに笑えない。

ピアニスト役の人のコロコロ変わる表情は凄くいい。助演男優賞差し上げたいくらい素晴らしい。

１番はマダムのことを初めは笑ってた人(爆笑に近い)が後にマダムを庇うシーンがあって、自分でもびっくりするほど号泣。こういうのに弱い。あれにはやられた。

(音痴という設定なのに私にはさほど音痴には聞こえなかった…たぶん私の耳のせい)

話題作そうなので、試写会に応募したら
当選したので、取り敢えず観賞。
冒頭、実在の人物の話と判るが、時代も
背景も知らないまま、先入観なしで観て
いたら、実に面白くて、可笑しくて、
哀しくて等々色んな要素が絡みあってて
一気にこの映画の世界観に引き込まれて
しまった。メリルの円熟とヒューの軽妙
な演技など一流のエンターテイメントを
ご覧あれ。最高に幸せな気分に成れます。

ドキュメンタリー映画なので感動系なのかと思っていたのですが、終始笑いっぱなしでとても幸せな気持ちになりました

名優メリルストリープが魅せてくれるファニーな歌声は最高ですよ

是非、大人な女性にオススメしたい作品ですね

開演前にメリル・ストリープ自ら観客をほぐしたせいなのか、会場は爆笑の渦に包まれていた。個人的には、そんな笑えるものではないと眺めていたのだが…
笑って涙しながら楽しんでしまえば済む作品だとは思う。しかし、なかなか笑いとか涙では語り尽くせない、複雑で不思議な気持ちが常につきまとっていた。
結局は金持ちの道楽なのか、音楽って一体何なんだ、あの一体感は愛だったのか金でしかなかったのか、変に難しく考えてしまったなぁと多少反省しているけれども、単なるエンターテインメントとというものを超えた何かを確実に感じる。
そして何といってもメリル・ストリープの演技には感嘆の極み。彼女を見て、笑いながら悲しみの涙を流してしまった、そしてブラボー！
予想外の奥深さがあった。