シング・ストリート 未来へのうたのレビュー・感想・評価
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音楽映画万歳。
兄が特にグッときた
やっぱりジョン・カーニーの音楽の世界とマイナー感は最高でした。 8...
若かったあの頃~♪
公開前から観た過ぎて、先にサントラを買ってたので、上映中は歌詞も完コピしてました(笑)。忙しくて土日も休めないし、渋谷、有楽町でしか上映しないし、2週間後にようやく観られましたが、本当によかった。
今はすっかり大人になっちゃったけど、確かに子供の頃はあんなふうに大人の押し付けに抵抗したし、モテたかったし、サボりたかったし、好きなことしたかったし…。今時の子たちがすっかり大人しくなって、いい子になって、大人の話を素直に聞いちゃう時代だからこそノスタルジーを感じながら観ていました。
途中の『ジェイムズ・テイラー…』のくだりを、字幕では『ジョン・テイラー』となっていたので、あまり周りが笑ってなかったのが残念でした。そこ、みんなで笑うとこなんですけど…。
事前に予習をしていたので、「Drive it like you stole it」が断然お気に入りだったのですが、やっぱり映像と一緒に見ると「Go now」の歌詞がすごく沁みたし、「Brown Shoes」もすごくよかった。なんで茶色の靴の歌かわかったし…。
Duran Duran, Hall & Oats, Joe Jackson, A-ha, Spandar Ballet..., 大好物の曲たちがじゃかじゃか出てきて笑えて泣けて、ついでに口ずさめて…、幸せな2時間でした。
同じく低予算とはいえ、マーク・ラファロ、キイラ・ナイトレイ、アダム・レビーンなど何気に出演者にお金がかかっていた『はじまりの歌』も好きだったけど、こっちはもっと好きだなぁ。いいなぁ、少年がこんな風に逞しく成長していくのを見るのは…。不純な動機でもいいから、こんな風に女子のために頑張る少年が、現代日本でも増えるといいな…。
イギリス音楽好きにはたまらない作品
青春に戻りたくなる
小さな恋のメロディみたい。
サントラ欲しくなる
音楽だけだった
平成版/小さな恋のメロディー
青春と恋、そして兄弟愛
眩しい、眩しすぎるぜ
アイルランドの不況による閉塞感とかダメダメな大人達とか、そんなの関係ねぇ俺らは好きな事をやって人生を謳歌するんだという、若者たちの真っ直ぐで力強い青春物語。
同時にウブだけど真っ直ぐな初恋の物語でもあります。
そして、なにより兄弟愛。
ダメな兄だけど、誰よりも弟を愛し、可能性を認めてる。自分が決断できなかったことを後悔してるからこそ、弟には同じ思いをして欲しくないという、なんとも優しいお兄ちゃんでした。
姉ちゃんは少ししか出てこないけど、両親の喧嘩から逃げて3人で踊るシーンはとてもほっこりするね。兄弟万歳なシーンです。
「俺が切り開いた道だ」という長男あるあるも可愛らしくも切ない。
大きな波に翻弄されても、大きな壁が立ちはだかろうとも、それでも負けず、気にせず突き進める、それが青春ってもんでしょ。
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