「しゃぼん玉」しゃぼん玉 東京のコロちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
しゃぼん玉
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最初に原作を読んでから、映画を見ました。ほぼ原作に忠実で、本では味わう事の出来ない(宮崎県椎葉村の)風景にも目を奪われました。本と違い映画には、時間的な制約が有ると思います。なので、私の感想は多少とも無理が有るかも知れません。でも、少しばかり違和感を感じた所が有ります。①主人公の若者が、悪事を繰り返した部分②トラックに乗せてもらい、そのトラックの運転手から、途中で放り出された部分、この二つが説明不足の感が有り、(本では説明されていましたが)なぜ椎葉村に来たのかが良く分かりませんでした。ただ、③最後のシーンでは、刑期を終えて椎葉に戻った時、老婆が高齢なのに待っていてくれた事を示すシーン、この部分は映画のほうが、見る方に正確な想像を想起させる点において、勝っていた、と感じました。
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