彼らが本気で編むときは、のレビュー・感想・評価
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リンコさんに出会えてよかった
断言します
私(女性)はリンコさんが好きです
出だしのリンコさんは
違和感がありましたが
最後にはすっかりリンコに心を奪われていました。
生田斗真だからとかではなく
この映画の中の「リンコ」の存在に惚れました
私も思春期に母親がいきなりいなくなったこともあったのでその疎外感も共感できました
そんな時に私にもリンコがいてくれたら
また今の気持ちは変わっていたんだろうと思いました
今までのトランスジェンダーの作品って
いかにも臭いところがあって
苦手でしたが
この作品でトランスジェンダーへの考え方が変わりました。
そのままの性別でいれば楽なんじゃないかな?あえて変えなくても幸せなんじゃないかと思っていた自分が失礼だと思わされました。
このままリンコさんの世界感のままでいたい、終わらないで欲しいそう思いました
ここまで心が奪われた映画は初めてだったので
いろんな人に見てもらいたいと思いました
つくづく思うけど…
監督の間の取り方と扉とかの日常のさりげない音の響きがうまい。ワンシーンワンシーンに絶妙な刷り込みかたでじんわり作品に引き込まれていきます。
淡々と描かれているけど、LGBTにしっかりと向き合えてて好感。主演の斗真始め、子役のともちゃんも桐谷もみなみないい演技されてます。
幸せでせつないけど、ほんと、良作でした。
性に対する向き合い方
この作品は、かなり思い切ったものであったと思う。昨今、問題化されているセクシュアルマイノリティに関して、どう向き合っていくべきなのか非常にリアルに描かれており、考えさせられる映画であった。
性別で人を区別するのではなく、人間として、人として、見つめることが大切だ。
特に日本人は、新しいもの、よく知らないものに対して、偏見を持ってしまいがちな部分はあるけれど、経済的、産業的な発展ではなく、人として文化的な成長を国全体で、していかなければならないと感じた。
偽善者なれ、認めろ、とは思わない。理解し、人として受け入れることが必要になってくる。他人事にしてはいけない、人類の思いやりの問題である。
いつ自分が同じような状況に置かれるかわからない。そうなった時に、自分はどのような行動を取るだろう。必ず善を行うとは言い切れない自分がいる。周りの人々もそうではないだろうか。
新しいアングルからの考え、見解を持たなければいけないと思った。
いろいろ考えさせられます
かもめ食堂の監督の作品との事で難しいテーマの中にもきっとほっこりするようなエピソードを交えて感じの良い作品なんだろうな〜ってイメージで観に行きました。生田斗真演じるリンコは綺麗とかじゃなくていかにもって感じでリアリティがあった。トランジェスターの中では理解力のある母親や恋人がいて相当に恵まれた環境の中にいるリンコですが、それでもやり切れない事もあるだろうに全てを引っくるめて生きている。恋人の姉の娘との共同生活が始まるのですが母親以上の愛情を見せ、最初は戸惑いながらも段々となついていく所とか見所満載です。大泣きは出来ませんが所々にジーンとさせられます。まだ早いですが、多分今年トップスリーに入る映画だと思います。
みんなちがってみんないい
心がほっこり。とても良い映画でした。
リンコの心の美しさが、発する言葉や眼差しだったりからとても良く伝わってきました。
リンコを真正面から受け止めて、ありのままを愛する母の姿にはホロリ…
世の中はたくさんの偏見で溢れているけれど、支えてくれる人、受け入れてくれる人が近くにいれば、強くなれる。
やっぱり荻上さんの作品、好きだなぁ〜。
優しくて涙が出るのです
期待半分・・・、でもどうなんだろう?と思いながらも、初日に大型シネコンで観て来ました。ほぼ満席状態でした。
例えば・・ここ半年で観た作品と比較すると・・
「湯を沸かすほどの熱い愛」ほど涙がポロポロというわけではないのですが、でもところどころ涙がこぼれてくるのです。
それも悲しいからではなくて、人の優しさ(生田斗真演じるリンコさんの)がじわ〜っと伝わってくるから、泣けてくるのです。
少女トモ役が大人顔負けの演技をしていました。
生田斗真さんが女装をして演技をすることに好奇心を覚え、なんとなく観...
生田斗真さんが女装をして演技をすることに好奇心を覚え、なんとなく観に行ったのですが観ることができて本当に良かったです。
女性らしさの中に男性の名残を感じさせるところもありますが、それ以上に内面から出る美しさが溢れていました。
子役の方々も素晴らしい。トモ役の柿原りんかちゃんのシーンでは何回も泣かされました。小生意気で大人っぽい、でも可愛らしい面が多々あってすごく良かったです。
欲を言えば続編が観たいです。
役者、脚本共に素晴らしい作品 生田斗真という役者は、ジャニーズ事務...
役者、脚本共に素晴らしい作品
生田斗真という役者は、ジャニーズ事務所に所属しながらも異種
最近の演技力のないイケメン主役の映画と違い、見応えのある作品
トランスジェンダーという難しい題材を、丁寧に描いていて、ともちゃんがママを叩きながら、リンコの良さを訴える姿に泣けた
将来が楽しみな子役
母子家庭の食生活や、リンコと母親の関係など、現代を上手く表現している
飯島奈美さんの普段食卓にのぼる料理の美味しそうな画面、生田斗真の女性より女性らしい所作、編み物の手の仕草の美しさ、女監督ならではの映画
エンタメと現実の上手い塩梅
実際に今の日本だとトランスジェンダーへの理解はこんなもんだろうなーと思いました。
かといってエンタメ作品としても魅せられる素敵な作品でした。
最後の終わり方も個人的にはいい塩梅だったなーと思いました。
最近の映画にはないジャンルの作品
テレビの特集でこの映画の告知をしていて、観に行くを即決しました。
期待していた通り、素晴らしいストーリーですぐにこの作品の世界に引き込まれました。なにが凄いのかというと、メイン三人の演技力はもちろんのこと、登場人物一人一人に場面ごとの思いだとか、その背景が繊細に表現されているんです。
トランスジェンダーのことに関しては、最近たまにニュースで話題になったりもしていますが、社会ではそのことに対して受け入れられないという人、まだいるんじゃないかと思います。
でも、この映画を観たら、絶対にその気持ちは変わると思います。
そんな機会を与えてくれた監督や出演者に感謝です。
文句なしの星5です。
トモちゃん良かった
難しい役柄を好演した生田くん、子役ながら存在感のある抑え目の演技力が光るトモちゃん。
全体的にまとまりがあって期待以上の作品でした。みんながハッピーになることは困難ですが軽いジョークでエンディング。
是非映画館で。
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