「少し長い気はしたものの。」彼らが本気で編むときは、 れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
少し長い気はしたものの。
こういった問題をテーマにした映画は初めてみた。トランスジェンダー、LGBT、まだまだ世の中では、理解が薄いかもしれないが大事なテーマであり、決して差別などしてはいけないし、社会がこれから変わっていかないといけないだろう。このような事を学校教育で学ばせないとだろう。
劇中の小池栄子みたいな人がたくさんいるのだろうとおもう。
正直、何か静かに、長い感じがして、映画の構成としてはあと少しかなという感じはある。しっかりしみじみと見れる人なら違和感ないだろうが僕はせっかちかも。
りんこの母親(田中美佐子)は本当に息子(りんこ)を理解しようとしていた。頭が下がる。対象的に、ともの同級生の男の子の母親小池栄子は全くの無理解で自殺未遂さえしてしまう。この親の違いはなんだろう。
りんこは、ともに、実母より深い愛情を与える。とももりんこと出会い、成長した。
ラストシーン
しかし本当の親を選ぶものだろうかなあ。
僕が子供なら、りんこのいつも温かい家庭を選ぶ気がするが。小学生を一ヶ月放置する母親に、やはり子供はついていきたいものかな。
コメントする